ジョージタウン大学は4月4日(現地時間3日)、パトリック・ユーイング氏が男子バスケットボールチームのヘッドコーチに就任したことを発表した。
Patrick Ewing Named Head Men's Basketball Coach at Georgetown https://t.co/g2fNwpzpuj pic.twitter.com/9JbLFuPJhl
— Georgetown Hoyas (@GeorgetownHoyas) April 3, 2017
同大学出身のユーイング氏は1985年にニューヨーク・ニックスに入団し、2000年からシアトル・スーパーソニックス、2001年からオーランド・マジックでプレー。1992年にはマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズなど)、マジック・ジョンソン(元ロサンゼルス・レイカーズ)らとともに“ドリームチーム”ことアメリカ代表の一員としてバルセロナオリンピックに出場し、金メダル獲得に貢献した。現役引退後の2002年からはワシントン・ウィザーズ、ロケッツなどでアシスタントコーチを務め、今季はシャーロット・ホーネッツのACとしてクラブに在籍した。
ユーイング氏は大学の公式ホームページで「ジョージタウン大での4年間は私の人生で最高の時間だった。ジョージタウンは私の故郷であり、母校にヘッドコーチとして戻ってこれることは非常に光栄なこと」とコメント。さらに、「ヘッドコーチになるために何年も準備してきた。頂点に戻るのが待ちきれない」と続けた。
また、現地メディア『ESPN』はホーネッツのスティーブ・クリフォードHCのコメントを発表。「ホーネッツにとっては大きな損失になるが、私たちは、パトリックがジョージタウンへ戻る機会を得たことを楽しみにしている。彼がどれくらい母校にとって重要か、みんながが知っている」と、ユーイング氏の挑戦を後押ししたことを明かした。
なお、ジョージタウン大は3月23日にジョン・トンプソンHCの解任を発表していた。