ユーイング氏が母校ジョージタウン大の指揮官に就任「非常に光栄なこと」

ホーネッツのACを務めるパトリック・ユーイング氏がジョージタウン大のヘッドコーチに就任 [写真]=Getty Images

 ジョージタウン大学は4月4日(現地時間3日)、パトリック・ユーイング氏が男子バスケットボールチームのヘッドコーチに就任したことを発表した。

 同大学出身のユーイング氏は1985年にニューヨーク・ニックスに入団し、2000年からシアトル・スーパーソニックス、2001年からオーランド・マジックでプレー。1992年にはマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズなど)、マジック・ジョンソン(元ロサンゼルス・レイカーズ)らとともに“ドリームチーム”ことアメリカ代表の一員としてバルセロナオリンピックに出場し、金メダル獲得に貢献した。現役引退後の2002年からはワシントン・ウィザーズ、ロケッツなどでアシスタントコーチを務め、今季はシャーロット・ホーネッツのACとしてクラブに在籍した。

 ユーイング氏は大学の公式ホームページで「ジョージタウン大での4年間は私の人生で最高の時間だった。ジョージタウンは私の故郷であり、母校にヘッドコーチとして戻ってこれることは非常に光栄なこと」とコメント。さらに、「ヘッドコーチになるために何年も準備してきた。頂点に戻るのが待ちきれない」と続けた。

 また、現地メディア『ESPN』はホーネッツのスティーブ・クリフォードHCのコメントを発表。「ホーネッツにとっては大きな損失になるが、私たちは、パトリックがジョージタウンへ戻る機会を得たことを楽しみにしている。彼がどれくらい母校にとって重要か、みんながが知っている」と、ユーイング氏の挑戦を後押ししたことを明かした。

 なお、ジョージタウン大は3月23日にジョン・トンプソンHCの解任を発表していた。

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