デューク大のヘッドコーチを務める“コーチK”ことマイク・シャセフスキー氏が、男子のディビジョン1の中では初となる、一つの大学での通算1000勝を達成した。コーチKは現在70歳。1980年にデューク大のHCに就任し、5度のNCAAトーナメント優勝、12回のNCAAトーナメントファイナル4進出、12回のACCレギュラーシーズンのタイトル、14回のACCチャンピオンに導いている。
また、1979年にアメリカ代表のアシスタントコーチにもなり、世界中のバスケットボールファンを魅了したとされる1992年のバルセロナオリンピックでもACとしてベンチ入り。自身が初めてHCとして指揮を執った北京オリンピックから、ロンドン、リオと3大会連続無敗でチームを金メダル獲得に導いている。
デューク大は、開幕前の11月9日(現地時間8日)時点で、2018年ドラフトで15位内に指名されるとモックドラフトで予想されているマービン・バグリー、ウェンデル・カーター、ギャリー・トレントJr.と、2017年の『ESPN』による全米高校生ポイントガードランキングで1位に選ばれたトレヴォン・デュヴァルを含む、活躍が期待される4人のフレッシュマンが加入。さらに、問題児とされているが、才能は申し分ない4年生のチームキャプテン、グレイソン・アレンを中心に今季もNBAのスカウトたちが注目するタレントぞろい。先日発表された『AP通信』による、NCAAプレシーズンランキングで、デューク大は1572点を獲得し、2年連続で1位に選ばれ、歴代1位タイの9回に並んだ。
1000勝目となった、12日(同11日)のユタバレー大学戦では、バグリーが24得点10リバウンド、デュヴァル15得点12アシスト3スティールで“ダブルダブル”を達成。加えて、カーターが12得点7リバウンド3スティール4ブロック、トレントJr.が17得点、アレンが18得点と注目選手がそろって活躍を見せた。
コーチKはユタバレー大戦の勝利で、デュークでの通算成績を1000勝271敗、自身のヘッドコーチとしての成績を1073勝330敗に。この記録がどこまで伸びるかに注目だ。
文=中野知馬
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— Duke Men’s Basketball (@DukeMBB) November 12, 2017