FIBAと東アジアスーパーリーグが提携を発表…チャンピオンリーグ型大会の立ち上げをFIBAが支援

FIBAと東アジアスーパーリーグが提携を発表

 FIBA(国際バスケットボール連盟)は20日、東アジアスーパーリーグ(EASL)と提携し、EASLが2021年10月に開催を目指す「チャンピオンリーグ」型大会に対して、10年間にわたって公認と支援を行うと発表した。

 EASLが開催を目指すチャンピオンリーグ型大会は、毎年9月に行われているのFIBAアジアチャンピオンシップカップに続く大会という位置づけ。2021-22、2022-23シーズンは東アジア各国から8チームが参加し、ホームアンドアウェイ制のグループステージを行った後、2月に準決勝と決勝を開催する。この試合は各国のレギュラーシーズンの期間に組み込まれる予定。2023年までに参加チームを16に増やすことを目指しているという。

 EASLはテリフィック12など、過去3年間で4回プレシーズントーナメントを開催しており、Bリーグのほか中国や韓国、フィリピンなどのチームが参加し、1億1700万人の視聴者を集めたという。

 今回の提携に際し、FIBAアジア事務総長のハゴップ・カジリアン氏は「EASLはトップクラブによる国際レベルの大会を運営する優れた能力があり、東アジアのバスケットボールの質の向上にも力を注いています。地域のクラブチャンピオンを決める唯一のプラットフォームとして、東アジアスーパーリーグへの長期的な公認と支援を提供することができ大変光栄です」とコメント。

 また、EASLのマット・ベイヤーCEOは「FIBAからリーグ立ち上げの支援を頂き光栄に思います。日本、中華圏、韓国、フィリピンからのトップチームとともに成長し、2025年までに世界で3つの主要なバスケットボール大会の1つになると確信しています。また、20億人以上の潜在的なバスケットボールファンのいる東アジアの各国クラブとリーグの強化を目指すFIBAのビジョンと歩むことで、FIBAの目指すクラブの世界選手権大会開催へ貢献したいと思います」と述べた。

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