2021.07.25

ドイツの3ポイント攻勢に苦しむも、イタリアが逆転で白星スタート/東京オリンピック

5本の3ポイントを含む20得点を挙げたフォンテッキオ[写真]=fiba.com
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 7月25日、東京オリンピック バスケットボール男子の予選ラウンドがスタートし、グループBのイタリア代表(FIBAランキング10位)とドイツ代表(同17位)が対戦した。

 イタリアはシモーネ・フォンテッキオの3ポイントなどで試合序盤こそペースを握るも、中盤からはアンドレアス・オブストを中心としたドイツの3ポイント攻勢に苦戦。最初の10分間だけで8本の3ポイントを含む32得点を許してしまい、22-33と2ケタのビハインドを背負って第2クォーターへ。

 続く10分間は、拮抗した展開から徐々にイタリアペースに。リッカルド・モラスキーニやフォンテッキオの3ポイントでスコアを伸ばし、終盤にはステファノ・トヌットの連続得点をついに同点に追いつく。前半終了間際にドイツのマオド・ローに3ポイントを決められるも、43-46と第2クォーターで一気に点差を詰めて試合を折り返した。

 第3クォーターはオブストやローの3ポイントで再びドイツにリードを許すも、中盤にはスティールからの速攻が増えて徐々にイタリアが優位に。残り2分49秒にはフォンテッキオが3ポイントを決め、63-62とついに逆転する。それでも、終盤にドイツのイザック・ボンガにレイアップでの加点やブロックショットを許し、68-72と4点を追う状況で最終クォーターへ。

 最後の10分間は中盤に西逆転を果たして以降、リードチェンジを繰り返す展開となる。 試合時間残り3分51秒にフォンテッキオが3ポイントを決めると、直後の攻撃でニコロ・メッリも3ポイントに成功。続け様の長距離砲で優位を奪ったイタリアは、その後もリードを広げていき、最終スコア92-82でドイツに逆転勝利を収めた。

 イタリアは3ポイントを5本中5本沈めたフォンテッキオがチームトップの20得点。ドイツはローが24得点と躍動するも、悔しい敗戦を喫することとなった。

■試合結果
ドイツ 82-92 イタリア
ドイツ|32|14|26|10|=82
イタリア|22|21|25|24|=92

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