岡山学芸館出身のンドゥール、NBA初先発のブルズ戦で“ダブルダブル”を達成

ブルズ戦で13得点12リバウンドを記録したニックスのモーリス・ンドゥール [写真]=Getty Images

 4月5日(現地時間4日)に行われたシカゴ・ブルズvsニューヨーク・ニックスで、ニックスに所属する24歳のモーリス・ンドゥールが初先発を果たして“ダブルダブル”を達成した。

 ンドゥールは2008年にセネガル人留学生として岡山学芸館高校に入学し、3年次に出場したJX-ENEOSウインターカップ2010 平成22年度 第41回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会の1回戦で52得点20リバウンド、2回戦で42得点25リバウンド、3回戦で43得点26リバウンド、準々決勝で39得点18リバウンドの大活躍を見せた。高校卒業後はモンロー大学、オハイオ大学を経て、2015年にニックスの一員としてNBAサマーリーグに出場し、ダラス・マーベリックスに入団したが出番はなかった。その後はスペインのレアル・マドリード・バロンセストに移籍し、2016年7月にニックスと契約した。

 今季は3日(同2日)に開催されたボストン・セルティックス戦終了時点で27試合に出場して56得点37リバウンドを記録。しかし、カーメロ・アンソニーなどとともに先発出場したブルズ戦は約33分間の出場で13得点12リバウンドをマークし、100-91で競り勝ったチームに貢献した。

 なお、チームはここまで30勝48敗と負け越しており、プレーオフ不出場が決まっている。

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