4月3日(現地時間2日)、ワシントン・ウィザーズに所属するジョン・ウォールが、3月31日(日本時間1日)に行われたユタ・ジャズ戦で審判を批判したことに対し、1万5000ドル(約167万円)の罰金を言い渡された。
ウィザーズがジャズに敗れた後、ウォールは審判に対し、「自分の状況がわかっていたから、最近は審判に対して何も言ってなかった。だけど今日の審判は全く意味がわからない。俺たちはアグレッシブで攻撃的なチームだから、それはおかしい。俺は腕に包帯を巻くほど出血していたのに、審判たちはファウルでないと言った。全く意味がわからない」と非難した。
ウィザースのヘッドコーチ、スコット・ブルックスは、「(ウォールは)罰金を取られると思ったよ。彼が批判したことは事実だが、彼はもう前に進んでバスケに集中すべきだろう。今のバスケ界最強チーム相手に良い試合ができることを願っている」とコメントした。
また、ウォールは「俺たちは試合に負けてない。審判が負けさせたんだ。チャンスを引き寄せようと必死で戦った。でも俺たちみたいに積極的に攻撃して、フリースローが31対16はおかしい」と述べた。
なお、ウィザースは8日(日本時間9日)に、ベライゾン・センターでマイアミ・ヒートと対戦。ウォールが先発で出場し、16得点6リバウンド8アシストの活躍を見せたが、チームは106-103で敗れた。