カリーがスマホからSNSアプリを削除してプレーオフに集中「不必要な気晴らしはいらない」

ウォリアーズのカリーは、ブレイザーズとのプレーオフ1回戦前に、自身のスマートフォンからSNSアプリをすべて削除 [写真]=Getty Images

 ゴールデンステート・ウォリアーズに所属するステフィン・カリーが、4月17日(現地時間16日)から始まったポートランド・トレイルブレイザーズとのNBA2016-2017シーズンのプレーオフ1回戦を前に、自身のスマートフォンからソーシャルメディアのアプリをすべて削除したと、現地メディアの『ESPN』が報じている。

 カリーは3年連続でプレーオフ前にアプリを削除しているというが、メディアに明かしたのは初めてのこと。「この時期、ゾーンに入って集中を保ちたい時は、不必要な気晴らしはいらない」と話した。

 一方で、試合前に「Lock in #DubNation」とツイートする習慣は続けている。「Lock in(ロックイン、閉じこめる)」はカリーがゲームに集中するために用いる言葉で、ハッシュタグの「DubNation」はウォリアーズの頭文字である「W」を「dub」ともじったチームの団結用語だ。カリーは「僕には自分のアカウントにログインせずにメッセージを送る方法があるんだ」と述べ、「見たくないものや読みたくないものを避けているのさ」とその理由を明かした。

 第1戦では29得点を挙げて勝利に貢献しており、カリーの“気晴らし”は今のところ吉と出ている。

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