キャブスが歴史的逆転勝利、最大26点差をひっくり返して3勝目/プレーオフ1回戦

キャブスは前半の25点ビハインドをひっくり返し、プレーオフ史上最大の逆転劇を果たした[写真]=Getty Images

 4月21日(現地時間20日)、NBA2016-2017シーズンのプレーオフ1回戦第3戦が行われ、イースタンカンファレンス2位のクリーブランド・キャバリアーズがバンガーズライフ・フィールドハウスで同7位のインディアナ・ペイサーズと対戦した。

 キャブスは第1クォーター終盤から相手に連続得点を与え、27-37で最初の12分間を終えた。さらに第2クォーター残り49秒にはこの試合最大となる26点のビハインド。終始主導権を握られ、前半を49-74で折り返した。


 しかし、後半に入るとレブロン・ジェームズを中心に猛追を見せる。第3クォーター残り2分22秒にJR・スミスの3ポイントシュートで10点差に詰め寄ると、同53秒からもレブロンが2本の3ポイントを決めて84-91で勝負の最終クォーターに突入した。


 最終の12分間は開始50秒に再び10点差に。しかし、レブロン、カイル・コーバー、チャニング・フライの連続得点で応戦し、試合終了残り6分27秒にレブロンのダンクシュートで逆転に成功する。その後は互いに点を取り合うが、3点リードで迎えた同14秒にデロン・ウィリアムズが2本のフリースローを決めて勝負あり。レブロンが41得点13リバウンド12アシストの“トリプルダブル”の大活躍を見せ、キャブスが119-114でペイサーズを下して3勝目を挙げた。


 なお、25点ビハインドでハーフタイムに突入し、後半に試合をひっくり返して勝利を収めるのは、NBAプレーオフ史上最大の逆転劇。現地メディアの『ESPN』は前半終了時点で、キャブスが勝利する確率は1.2%だったと報じた。

【試合結果】
クリーブランド・キャバリアーズ 119-114 インディアナ・ペイサーズ

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