4月29日(現地時間28日)にNBAプレーオフ1回戦第6戦が行われ、ウェスタンカンファレンス4位のクリッパーズが敵地で同5位のユタ・ジャズと対戦した。
試合序盤から拮抗した展開が続き、47-45とクリッパーズの2点リードで後半に突入。クリス・ポールを起点としたオフェンスを見せるクリッパーズは、ディアンドレ・ジョーダンのダンクシュートやジャマール・クロフォードのレイアップで得点を積み重ね、78-70とリードを広げて第3クォーターを終えた。
最終クォーターも点差をキープし、試合終了残り1分24秒で96-86と10点リード。しかしそこから、ゴードン・ヘイワードにフリースロー2本、ダンク、さらに3ポイントを許し7連続得点を与え、同残り43秒で96-93の3点差に詰め寄られる。それでもその後は、相手の同点弾を防ぐと、ポールがフリースロー2本を沈め、最終スコア98-93で逃げきりに成功した。試合をとおして、ポールは28得点8アシスト、ジョーダンは13得点18リバウンドを挙げる活躍を見せた。
両チームの対戦成績が3勝3敗となり、今季のプレーオフ1回戦で、このシリーズのみが第7戦に突入することとなった。注目が集まる最終戦は5月1日(同4月30日)にクリッパーズのホームで行われる。なお、勝者は西地区準決勝でゴールデンステート・ウォリアーズと対戦する。
【試合結果】
ユタ・ジャズ 93-98 ロサンゼルス・クリッパーズ