ネッツ所属のブルック・ロペスが来日「いつか日本でNBAの試合をしたい」

親日家としても知られるブルック・ロペスが取材に応じた

 6月2日、NBAのブルックリン・ネッツに所属するブルック・ロペスが、WOWOWのNBAファイナル中継番組にスペシャルゲストとして登場。番組終了後、日本メディアの囲み取材に応じた。

 ゴールデンステート・ウォリアーズとクリーブランド・キャバリアーズが3年連続で顔を合わせた今季のNBAファイナル。同日に開催された第1戦では、ウォーリアーズが113-91で大勝を収めた。

 現役のNBAプレーヤーとして両チームと対戦経験のあるロペスは、ウォリアーズの強みは「強力なオフェンス」、キャブスは「チームバスケット」と話す。

「キャブスの強みはレブロン(ジェームズ)とカイリー(アービング)ですが、特にレブロンがボールをシェアして試合を作り、パスを回してチームプレーをしていることが強みだと思います。ウォリアーズの強みはやはり強力なオフェンスです。KD(ケビン・デュラント)の加入はもちろん大きいですが、タレントがそろっているのが強みです」

 一方、両チームの弱点については、ビッグマンの視点から、「両チームに共通する弱みは“インサイド”。両チームともガードはいいプレーをすると思います。だからこそ、インサイドの選手がどれだけステップアップするかが重要になってくると思います」と語った。

 ファイナルの行方について聞かれると、「毎試合見て、予想が変わるかもしれませんが、7戦までもつれるのは間違いないと思います。第1戦を終えた今の段階ではウォリアーズが優勝すると思います」と予想。5日(現地時間4日)に行われた第2戦は、ウォリアーズが132-113で制し、対戦成績を2勝(0敗)としている。

 最後に、日本のNBAファンに向けて「日本のファンの皆さんには、NBAと私をいつもサポートしてもらい、感謝しています。今後もサポートを続けていただきたいですし、いつか日本でNBAの試合をしたい。その時は、たくさんプレーを見ていただきたいです」とメッセージを送った。

 また、ロペスは2日の夜、恵比寿で開催された「2017NBAファイナル キャバリアーズvsウォーリアーズ第1戦 ビューイングパーティー by WOWOW」に出演。詰めかけた多くのNBAファンとの交流を楽しんだ。

多くのNBAファンがイベントに参加した [写真提供]=WOWOW

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