レブロンがファイナルの“トリプルダブル”達成回数で史上最多に、キャリア通算9回目を記録

レブロン(右)はジョンソン氏(左)の記録を上回り、NBAファイナルの通算“トリプルダブル”回数で史上最多に [写真]=Getty Images

 6月10日(現地時間9日)にクイックン・ローンズ・アリーナで行われたNBAファイナル第4戦で、クリーブランド・キャバリアーズがゴールデンステート・ウォリアーズに137-116で勝利し、対戦成績を1勝3敗とした。

 この試合で、キャブスに所属するレブロン・ジェームズが31得点11アシスト10リバウンドの活躍で“トリプルダブル”を達成。ファイナルにおける“トリプルダブル”がキャリア通算9回目に到達し、マジック・ジョンソン氏(元ロサンゼルス・レイカーズ)の記録を上回って単独首位となった。

 レブロンは第2戦でキャリア通算8回目となるファイナルでの“トリプルダブル”を達成し、ジョンソン氏の記録と並んだが、第3戦では39得点9アシスト11リバウンドとアシストが1つ足りず、記録更新が持ち越しとなっていた。レイカーズの球団社長を務めるジョンソン氏は第4戦終了後、自身のTwitterで「レブロン・ジェームズがNBAファイナル9回目の“トリプルダブル”を挙げて私の記録を破り、“トリプルダブルのキング”になった。おめでとう!」と祝福した。

 なお、レブロンは今季のファイナル計4戦で1試合平均31.8得点10.5アシスト11.8リバウンドを記録し、平均トリプルダブルをマーク。NBAファイナルの歴史で1試合平均トリプルダブルを達成した選手はおらず、記録樹立となるか注目が集まる。

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