「敵地で優勝するのは最高の気分」、グリーンの軽口が招いた第4戦での完敗

ファイナル第3戦後の9日(現地時間8日)にインタビューに応じたグリーン [写真]=Getty Images

 6月10日(現地時間9日)にクイックン・ローンズ・アリーナで行われたNBAファイナル第4戦で、プレーオフ15連勝中のゴールデンステート・ウォリアーズがクリーブランド・キャバリアーズを相手に116-137で完敗した。

 8日(同7日)に同会場で行われた第3戦ではウォリアーズがキャブスを下し、タイトル獲得まであと1勝に迫っていた。9日(同8日)のインタビューで、ウォリアーズのドレイモンド・グリーンは「僕たちは以前、ここで優勝を決めた」とコメント。2015年のNBAファイナルでは、ウォリアーズはクリーブランドでの第6戦で4勝目を挙げ、敵地でNBA制覇を飾った。

 グリーンは「僕たちのホームではない場所で勝つことも、敵のロッカールームで祝福することも、観客たちを黙らせることも、とてもいい気持ちだよ。敵地に乗りこみそこにいるファンを静かにさせるのは、アスリートとして最高の気分なんだ」と述べ、今年もここで優勝を決めたいかと問われると、「それができたら、とても満足だろう」と返答した。

 第4戦でゲーム最多の40得点を挙げたキャブスのカイリー・アービングは試合後、「当たり前のことだけど、よく喋るやつがいると、余計にモチベーションを感じる」とコメント。現地メディアの『ESPN』は、「ゴールデンステートは、ドレイモンド・グリーンの口のせいでまたしても災難に遭った」と報じた。

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