かつてデトロイト・ピストンズやデンバー・ナゲッツなどでプレーし、現在は現地メディア『ESPN』の解説者を務めるチャンシー・ビラップス氏が6月16日(現地時間15日)、自身のTwitterでNBAファイナルにまつわる話題を取りあげた。
13 yrs ago today..WE shook up the world. Broke up the dynasty..#best5alive pic.twitter.com/T83ggRi8pF
— Chauncey Billups (@1MrBigShot) June 16, 2017
ビラップス氏は「13年前の今日、我々が世界に激震を起こし、王朝を崩壊させたのだ」とツイートし、2004年にNBA制覇を飾ったピストンズの記念写真と、シャキール・オニール氏、コービー・ブライアント氏を擁する2000年のロサンゼルス・レイカーズの記念写真を投稿。2004年6月15日は、NBAファイナル第5戦でピストンズがレイカーズに勝利してリーグ優勝を決め、先発ポイントガードを務めたビラップス氏がファイナルMVPを受賞した日だ。
シャック氏、コービー氏に加え、ゲイリー・ペイトン氏、カール・マローン氏をそろえていた当時のレイカーズ。2000年から3年連続となるリーグ制覇“スリーピート”を成し遂げ、この年のファイナルでも圧倒的優位と目されていた。しかし、ピストンズのビラップス氏、リチャード・ハミルトン氏、テイショーン・プリンス氏、ラシード・ウォーレス氏、ベン・ウォーレス氏らがチームバスケットを繰り広げ、周囲の予想を覆した。
ビラップス氏のツイートには、「偉大なチーム」、「私の1番お気に入りのチーム」など称賛の声が寄せられ、「“スーパーチーム”でなくとも“スーパーチーム”には勝てるという証拠」、「“スーパーチーム”を超えた“スーパースーパーチーム”のようだった」など、スター選手が1チームに集まるリーグの風潮を意識したコメントも送られた。