NBAのヒューストン・ロケッツは6月29日(現地時間28日)、ロサンゼルス・クリッパーズとのトレードを行い、クリス・ポールを獲得したことを発表した。
https://twitter.com/HoustonRockets/status/880174327416619008
32歳のポールは183センチ75キロのポイントガード。2005年のNBAドラフト1巡目4位指名でニューオーリンズ・ホーネッツ(現ニューオーリンズ・ペリカンズ)に入団し、2011年からクリッパーズに在籍した。2008、2009、2014、2015年にはアシスト王に輝き、2008年から2016年まで9年連続でオールスターゲームに出場するなど活躍。プロ12年目の今季も、レギュラーシーズン61試合の出場で、1試合平均18.1得点9・1アシストをマークした。また、これまでアメリカ代表にも名を連ね、2008年の北京オリンピック、2012年のロンドンオリンピックでは金メダル獲得に貢献した。
移籍が決まったポールは同日、自身のTwitterを更新し、「信じられないくらい感情が揺さぶられていて、何と言ったらいいのかわからない」とコメント。一方で、「ロサンゼルスのコミュニティとクリッパー・ネーションにはありがとうと言いたい!」とファンとクラブに対する感謝の気持ちを表し、「これまでの6年間、皆さんは僕だけではなく僕の家族にまで良くしてくれました。皆さんを愛しています」と伝えた。
なお、ロケッツはポールの獲得により、パトリック・ビバリー、ルー・ウィリアムズ、サム・デッカー、カイル・ウィルジャー、モントレズ・ハレル、ダレン・ヒリアード、ディアンドレ・リギンズの計7選手に加え、将来のドラフト1巡目指名権と金銭をクリッパーズへ譲渡した。