2017.06.29

ニックスがフィル・ジャクソン氏の退団を発表、球団社長を3年間務める

ヘッドコーチ時代には計11度の優勝を経験したジャクソン氏 [写真]=Getty Images

バスケットボールキング編集部

国内外のバスケ情報をお届け！

　NBAのニューヨーク・ニックスは6月29日（現地時間28日）、フィル・ジャクソン氏が球団社長を退き、クラブから離れることを発表した。

Phil Jackson, New York Knicks Agree to Part Company

[🗒 https://t.co/6GbwhG9tOB]

— NEW YORK KNICKS (@nyknicks) June 28, 2017

　ニックスのオーナーを務めるジム・ドーラン氏は、クラブの公式HPで「慎重に考え思慮した結果、私たちは互いに、ニックスがこれまでとは別の方向に進むのだと合意しました」と述べ、「ジャクソン氏の今後について幸運をお祈りします。また、選手として（1967年から1978年まで在籍）、チーム経営者として、ニックスに貢献してくださったことに感謝します」とコメントした。

　現在71歳のジャクソン氏は、1989年にシカゴ・ブルズのヘッドコーチに着任し、マイケル・ジョーダン氏らを指導。1991年から3年連続、1996年から3年連続でリーグ制覇を成し遂げた。さらに、1999年にロサンゼルス・レイカーズの指揮官に就任すると、2000年から3年連続、2009年から2年連続となる優勝を果たし、NBAのHC史上最多となる計11度のチャンピオンに輝いた。その後、2014年からニックスの球団社長を務め、3シーズンで80勝166敗の成績を残した。