去就注目のカーメロ、ロケッツら4チームによるトレードが実現か

2011年からニックスに所属するカーメロ [写真]=Getty Images

 現地メディア『ESPN』は7月13日(現地時間12日)、ヒューストン・ロケッツとニューヨーク・ニックスが、ニックス所属のカーメロ・アンソニーを中心としたトレードに向けて交渉を進めていると報じた。

 今オフシーズンにロサンゼルス・クリッパーズからクリス・ポールを獲得したロケッツ。さらにチームを強化するためカーメロ獲得を目指しているが、同メディアによると、ロケッツはニックスが満足できるトレードの条件を提示できていないという。そこで、他の2チームを加えた四角トレードの計画が進行しているとのことだ。

 一方で、クリーブランド・キャバリアーズも、カーメロの獲得を断念していないと記述。トレード拒否権を所持するカーメロは、ロケッツまたはキャブスへの移籍であれば、権利を放棄する意思があると明言している。

 現在33歳のカーメロは、2003年にNBAドラフト1巡目3位指名でデンバー・ナゲッツへ入団し、2011年からニックスに在籍。2013年には得点王に輝き、これまでオールスターゲームに10度選出された。プロ14年目の昨季は74試合に先発出場し、1試合平均22.4得点5.9リバウンドを記録。なお、ニックスとは2年5400万ドル(約61億円)の契約が残っている。

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