昨季引退を表明したポール・ピアース、15年過ごしたセルティックスと契約締結

2013年4月29日(現地時間28日)、TDガーデンでのピアース [写真]=Getty Images

 ボストン・セルティックスは7月18日(現地時間17日)、昨季限りでの引退を宣言した元ロサンゼルス・クリッパーズのポール・ピアースと選手契約を締結したことを発表した。

 “ザ・トゥルース”の愛称で知られる39歳のピアースは、201センチ107キロのスモールフォワード。1998年のNBAドラフト全体10位指名でセルティックスに入団すると、以後15シーズンにわたって在籍した。2008年にはNBAチャンピオンに輝き、ファイナルMVPを受賞。その後、2013年にブルックリン・ネッツ、2014年にワシントン・ウィザーズ、2015年にクリッパーズへ移籍した。計19年間のプロキャリアで、1試合平均19.7得点5.6リバウンド3.5アシストの成績を残した。

 セルティックスへの復帰が発表されたピアースは、クラブの公式HPで「再び“ボストン・セルティック”のメンバーと呼べる機会を得られて、光栄に思う」とコメント。また、「かつて、クラブとこの街が私をここへ連れて来てくれ、私を仲間の1人にしてくれた。ここ以外で自分のキャリアを終えることは想像できません。私は生涯“セルティック”です」と想いを述べた。

 なお、クラブのオーナーを務めるウィク・グロースベック氏は、ピアースの背番号34を永久欠番にする予定であると明かした。

モバイルバージョンを終了