かつてニューヨーク・ニックスなどで活躍した元NBA選手のチャールズ・オークリー氏が、ニックスのホームアリーナ、マディソン・スクエア・ガーデンへの1年間入場禁止処分を宣告された。現地メディア『ESPN』などが報じている。
昨季2月9日(現地時間8日)に行われた試合中に、ニックスのオーナーであるジェームス・ドーラン氏を怒鳴りつけたとされるオークリー氏。その後、警備員ともみ合いになり、暴力を振るったとして連行された。チームから改めて制裁が下されたオークリー氏について、『ESPN』は「8月5日(同4日)に処分を受け入れたが、ドーラン氏に対して民事訴訟を起こす可能性も残されている」と報道している。
現在53歳のオークリー氏は、現役時代はパワーフォワード兼センターとしてプレー。1985年のドラフト1巡目9位指名でシカゴ・ブルズへ入団すると、1988年から1998年までニックスに所属し、1994年にはNBAファイナル進出に貢献した。その後、トロント・ラプターズやブルズなどを経て、2004年に引退。現在は、3人制リーグBIG3に所属するキラースリーズのヘッドコーチを務めている。