セルティックスがピアースの34番を永久欠番に「とても名誉なこと」

　ボストン・セルティックスは8月19日（現地時間18日）、昨シーズン限りで現役を引退したポール・ピアースの背番号「34」を永久欠番にすることを発表。2018年2月12日（同11日）にTDガーデンで行われるクリーブランド・キャバリアーズ戦後、永久欠番決定を祝うセレモニーを実施する。

　“ザ・トゥルース”の愛称で知られる39歳のピアースは、201センチ107キロのスモールフォワード。1998年のNBAドラフト全体10位指名でセルティックスに入団すると、以後15シーズンにわたって在籍した。2008年にはNBAチャンピオンに輝き、ファイナルMVPを受賞。その後は2013年にブルックリン・ネッツ、翌年にワシントン・ウィザーズでプレーした。2015年にはロサンゼルス・クリッパーズへ移籍し、2016－17シーズン限りでの引退を表明したが、7月18日（同17日）にセルティックスと“1日限り”の選手契約を交わしてプロキャリアを終えた。

　ピアースはクラブの公式HPにて「セルティックスでプレーした15年の間、（ビル）ラッセル、（ラリー）バード、（ボブ）クージーなど歴史に残る選手たちのジャージを目にしてきた。彼らと一緒に自分の背番号が並ぶことはとても名誉なこと」とコメントした。

　なお、同クラブが永久欠番に認定するのは、2003年にセドリック・マクスウェル氏が背負った31番以来でクラブ史上22番目となる。