現地メディア『ESPN』は8月27日(現地時間26日)、ダラス・マーベリックスとの契約満了に伴い制限付きフリーエージェントとなっていたナーレンズ・ノエルが、マブスと1年410万ドル(約4億4800万円)で再契約を結ぶと報じた。
23歳のノエルは21日(同20日)に、代理人をハッピー・ウォルターズ氏から、レブロン・ジェームズの代理人でもあるリッチ・ポール氏に変更。同メディアによると、マブスは7月1日、ノエルに対して4年間7000万ドル(約76億5100万円)の契約を提示したが、ノエルが最高額での契約を求めたため、オファーは取り下げられたという。
ケンタッキー大学時代から活躍を見せたノエルは、2013年のNBAドラフト1巡目6位でニューオーリンズ・ペリカンズに指名されると、トレードでフィラデルフィア・セブンティシクサーズへ入団。最初のシーズンを左ひざの手術で全休し、2014-15シーズンから公式戦出場を果たした。昨季は再び故障に苦しみ、2017年2月にマブスへ放出。移籍後は先発12試合を含む22試合に出場して、1試合平均8.5得点6.8リバウンドを挙げた。
2017-18シーズン終了後に完全フリーエージェントとなり、大型契約締結を目指すノエル。211センチ103キロの体格を持つビッグマンについて、同メディアは「跳躍力、機動力、腕の速さ、そしてリングの防衛力といった才能を備え、最高水準のディフェンダーになる潜在能力を秘めている」と記述している。