9月9日(現地時間8日)、アメリカのマサチューセッツ州スプリングフィールドのシンフォニー・ホールで、2017年のネイスミス・バスケットボール・ホール・オブ・フェイム(バスケットボール殿堂)の式典が行われた。
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— NBA (@NBA) September 9, 2017
今回殿堂入りを果たした計11名のうちの1人が、元NBA選手のトレイシー・マグレディ氏。“T-MAC”の愛称で知られたシューティングガードは、高校卒業後の1997年にドラフト1巡目9位指名でトロント・ラプターズへ入団し、プロキャリアを開始。2000年にオーランド・マジック、2004年にヒューストン・ロケッツへ移籍すると、2010年以降はニューヨーク・ニックスやデトロイト・ピストンズなどをわたり歩き、2013年に引退した。NBAでプレーした16シーズンで、得点王を2度受賞した他、オールスターゲームに7度出場するなど活躍した。
マグレディ氏は式典のスピーチで、「NBAにおける偉人たちのことを考え、自分自身と比較したとき、自分が手にしていないものや成し遂げていないことを思いつくのは、簡単なことです。それでも、私のことを見てくれた方々、信じてくれた方々に感謝しています」と話した。
なお、マグレディ氏に加え、ジョージ・マクギニス氏(元インディアナ・ペイサーズ)、ニコス・ガリス氏(元ギリシャリーグMVP)、ザック・クレイトン氏(元ワールド・プロフェッショナル・バスケットボール・トーナメントのニューヨーク・ルネサンス)、レベッカ・ロボ氏(元WNBAニューヨーク・リバティ)、ビル・セルフ氏(カンザス大学ヘッドコーチ)、マフェット・マグラー氏(ノートルダム大学HC)、ロバート・ヒューズ氏(テキサス高校HC)、トム・ジャーンステット氏(元NCAA管理者)、マニー・ジャクソン氏(ハーレム・グローブトロッターズのオーナー)、そして、3月に逝去したジェリー・クラウス氏(元シカゴ・ブルズゼネラル・マネージャー)が、今年度の殿堂入りに輝いた。