楽天株式会社は10月10日、NBAと複数年のパートナーシップ契約を締結したと発表。また、同社が日本国内におけるNBAの独占的な放映・配信パートナー、グローバルにおけるマーケティングパートナーになったことも決定した。
2017-18シーズン中に楽天は、NBAの試合をインターネットを通じて視聴できる購読型サービス「NBA LEAGUE PASS」を国内の楽天会員限定で提供を開始。同パスはNBA.com、NBA App、そして楽天の動画配信(VOD)サービス「Rakuten TV」のいずれかから、楽天会員IDを使用して申し込みが可能となる。
また、楽天は週9試合(平日1日1試合、週末1日2試合)を視聴できる購読型パッケージサービスを「Rakuten TV」でスタート。その他、楽天市場や、アメリカキャッシュバックサイトの「Ebates」などで、NBAの公式グッズを販売する特設ページ「NBA ZONE」や各チームのグッズを販売するページも開設される。
楽天の代表取締役会長兼社長を務める三木谷浩史氏は、同社のHPをとおして「NBAのパートナーとなり、世界トップのバスケットボール・リーグの姿をあらゆる側面から日本のファンにお届けできるようになることを、大変うれしく思っています。先日発表しました、NBA王者であるゴールデンステート・ウォリアーズとのパートナーシップに加え、今回のNBAとのパートナーシップを通じて、グローバルにおけるバスケットボールの存在感をよりいっそう高めていくことに貢献できれば光栄に思います」とコメントした。
また、NBAコミッショナーのアダム・シルバー氏は「楽天は世界でも最も革新的な企業のひとつであり、NBAにとって理想的なパートナーです。NBAと楽天のパートナーシップにより、NBAの試合のライブ中継やNBAコンテンツを見たいという日本の熱心なファンの期待に応えていきます。楽天と協業し、今までにない最も包括的な形でNBAの放映・配信を実現していけることを楽しみにしています」と述べた。