2017.10.11

シルバーNBAコミッショナーがジャパンゲーム開催に言及「まだ計画の最中」

楽天の三木谷浩史代表取締役会長兼社長(左)とNBAのアダム・シルバーコミッショナー(右)
バスケットボールキング編集部。取材歴は20年を数え、これまで主に中学、高校、女子日本代表をカバーしてきた。また、どういうわけかあまり人が行かない土地での取材も多く、今年も氷点下10度を下回るモンゴルを経験。Twitterのアカウントは @m_irie3

 10月10日、NBAと楽天とのパートナーシップ契約締結の記者発表が楽天本社で行われた。席上には楽天の三木谷浩史代表取締役会長兼社長はもちろんのこと、8日まで中国の上海で開催されたゴールデンステート・ウォリアーズとミネソタ・ティンバーウルブズとの試合を視察していたアダム・シルバーNBAコミッショナーも同席。

 その会見の中、シルバー氏はジャパンゲームについて言及した。「(ジャパンゲーム開催は)この記者会見のあとにミッキー(三木谷氏)と私が話し合うことの一つの議題でもある。おそらく東京で試合を開催することになると思うが、我々はその実現をとても楽しみにしている」

2003年に行われたジャパンゲーム [写真]=Getty Images

 ジャパンゲームが最後に開催されたのは2003年。多くのバスケファン、NBAファンがその開催を首を長くして待っている。そこで、記者会見後の質疑応答において、シルバー氏に、ジャパンゲーム開催の話が具体的にどこまで進んでいるかを聞いた。

「(開催が)わかっていたらお知らせしたんだけど(笑)。まだ計画を立てている最中だ。アメリカからチームを連れてきて、日本であれ、あるいはアジアに遠征させるというのは、まずかなりの計画が必要になる。そして、チームとしても前もってスケジュールを調整しなければいけない。とはいえ、先程も言ったとおり三木谷さんと楽天は日本開催に関してとても興味を持っている。これが実現するとなれば、日本の皆さんにライブで観戦してもらうことができれば、素晴らしい経験になるだろう。またチームにとっても同様で、かけがえのない経験となるはずだ。そして単にバスケの試合を行うだけでなく、文化の融合、交流がなされることになる。また、日米親善という観点からも、とても重要な意味を持つこととなるはずだ。私がNBAに加わったのは1990年代の初頭で、日本で行われたジャパンゲームにはすべて立ち会ってきた。2006年のFIBA世界選手権も観戦したし、2020年の東京オリンピックもとても楽しみにしている。日本でゲームを行うというのは、楽天とNBAの双方にとってもプライオリティの高い案件であり、これに関して何か決まったらすぐにお知らせするつもりだ」

 残念ながらジャパンゲームに関して、確定している事項はないという。しかし、シルバー氏の言葉には、実現に向けて前向きな姿勢がにじみ出ていた。近い将来、ジャパンゲームが開催される日を心待ちにしたいと思う。

取材・文=入江美紀雄

[写真]=Getty Images

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