ウェストブルックが今季7度目の“トリプルダブル”を記録、サンダーがスパーズに辛勝

今季7度目の“トリプルダブル”でサンダーを引っ張ったウェストブルック[写真]=Getty Images

 12月4日(現地時間3日)、オクラホマシティ・サンダーがホームのチェサピーク・エナジー・アリーナで、サンアントニオ・スパーズと対戦。

 この日のスパーズは大黒柱のカワイ・レナードをはじめ、ラマーカス・オルドリッジらが欠場したこともあり、サンダーが前半を終えて54-43と11点リードで折り返す。

 ところが後半に入り、この試合17得点を挙げたデジャンテ・マレーを筆頭にスパーズが反撃。第3クォーターだけで30得点を奪ったスパーズが76-73と3点差に詰め寄り、第4クォーター序盤で逆転に成功する。

 ここでギアを上げたのはホームのサンダーだった。ゲームハイの22得点に加え、10リバウンド10アシストと今季7度目の“トリプルダブル”をマークしたラッセル・ウェストブルックを中心にスパーズの追い上げを振り切り、最後は90-87でサンダーが勝利。この試合、19得点10リバウンドを奪ったスティーブン・アダムズの活躍も光った。

 100得点以上を記録する試合が多い中、この試合は両チームともにフィールドゴール成功率43パーセント未満とショットが不調とあってサンダーがディフェンス力で勝ち取ったといってもいい試合となった。試合後、現地メディア『USA TODAY』に対して「このリーグで勝利することはいつだってすばらしいことさ。(勝つことが)当たり前だなんてことはないからね」とウェストブルックが語ったように、勝率5割未満に低迷するサンダーにとって、貴重な白星となったに違いない。

【試合結果】
サンアントニオ・スパーズ 87-90 オクラホマシティ・サンダー(@チェサピーク・エナジー・アリーナ)
SAS|18|25|30|14|=87
OKC|25|29|22|14|=90

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