今からちょうど1年前の2016年12月6日(現地時間5日)、ゴールデンステート・ウォリアーズのオールスターガード、クレイ・トンプソンがペイサーズ戦でキャリアハイの60得点を記録した。
ホームのオラクル・アリーナで行われたこの試合で、トンプソンは持ち味であるシルクのように滑らかで正確無比のシュートを次々とネットに沈めていったのだが、わずか29分3秒という出場時間にも注目が集まったことを覚えている方も多いはず。この短時間で、トンプソンは33本のフィールドゴールを放ち、そのうち21本を成功。3ポイントシュートは14投中8本決めている。まさに「ゾーン」に入っていた試合だった。
One year ago today, @KlayThompson had a career night in just 29 minutes against the @Pacers. #OTD pic.twitter.com/fMxDimMxSD
— NBA TV (@NBATV) December 5, 2017
ちなみに、トンプソンは15年1月24日(同23日)のキングス戦でも「ゾーン」に入っている。その試合の第3クォーターだけで、何とNBA新記録の37得点を決めているのである。今季のトンプソンはここまで平均20.5得点と、ここ4シーズンでは最も少ない平均得点ながら、3ポイントシュート成功率は自己最高ペースの47.0パーセントを残しており、1試合平均3.4本沈めている。この先、トンプソンのショットが大当たりする日が来たとしても、決しておかしくはないだろう。
Two years ago today @KlayThompson set an NBA record with 37 points in a single quarter against the @SacramentoKings 🔥 #GSWHistory pic.twitter.com/YvofzfKW6i
— Golden State Warriors (@warriors) January 23, 2017