【NBA】オールスターのスターター枠が決定、キャプテンはカリーとレブロン!

今年のNBAオールスターはカリー(左)とレブロン(右)による“ドラフト制”でロースターが決まることとなる [写真]=Getty Images

 1月19日(現地時間18日)、NBAは今年の2月19日(同18日)にステープルズ・センター(ロサンゼルス)で行われる、オールスターゲームのスターター枠を発表した。

 今年のオールスターは、イースタン、ウエスタンの両カンファレンスにおいて、投票数のトップに立った選手がキャプテンとなる。そして各カンファレンス内でバックコート2名、フロントコート3名がスターター枠として選出され、キャプテンが指名していくというもの。なお、投票は3種類あり、ファン投票が50パーセント、プレーヤー投票とメディア投票が各25パーセントという割合で集計されている。

 イーストでキャプテンに選出されたのは、クリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェームズ。ファン投票でリーグトップとなる263万8,294票を獲得し、イーストのフロントコート部門でプレーヤー投票2位、メディア投票で1位タイとなった。

 ウエストでは、ファン投票でウエストトップの237万9,494票を獲得したステフィン・カリー(ゴールデンステート・ウォリアーズ)。ウエストのバックコート部門でプレーヤー投票1位、メディア投票で2位としている。

 今回は、両カンファレンスのスターター枠に入った選手を紹介しよう。なお、各チームのヘッドコーチ投票によるリザーブメンバーは1月24日(同23日)、キャプテン指名を経たロースターは1月26日(同25日)に発表されることとなる。

■イースタン・カンファレンス
■バックコート部門
カイリー・アービング(ボストン・セルティックス)
ファン投票、プレーヤー投票、メディア投票の3項目でトップ。ファン投票では217万833票を獲得し、5度目のオールスター選出となった。

カイリーは2014年のオールスターMVPを獲得した実績を持つ。今年の祭典でも多くのハイライトを残してくれるだろう[写真]=Getty Images

デマー・デローザン(トロント・ラプターズ)
 3項目すべてでカイリーに次ぐ2位に入り、2年連続でスターター入り。通算3度目の選出。

■フロントコート部門
レブロン・ジェームズ(クリーブランド・キャバリアーズ) ※キャプテン
 通算14度目のスターター選出。この記録を上回るのはコービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)の15回のみ。

ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)
 ファン投票でレブロンに次ぐリーグ2位(253万211票)、プレーヤー投票1位、メディア投票はレブロンと並ぶ1位タイと、多方面から支持を得た。2年連続の選出。

飛ぶ鳥を落とす勢いでリーグ屈指の人気選手となったアデトクンボ。オールスター本戦が楽しみだ[写真]=Getty Images

 
ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)
 ファン投票3位、プレーヤー投票4位、メディア投票3位を記録し、初のオールスターをスターター枠で飾った。シクサーズの選手がスターターを務めるのは2006年のアレン・アイバーソン(元シクサーズほか)以来。

■ウエスタン・カンファレンス
■バックコート部門
ステフィン・カリー(ゴールデンステート・ウォリアーズ) ※キャプテン
 5年連続のスターター選出は、チーム史上最多記録となった。

ジェームズ・ハーデン(ヒューストン・ロケッツ)
 ファン投票3位、プレーヤー投票2位、メディア投票ではトップ。ロケッツのチーム史上、オールスター6度目の選出は、歴代3位。

メディア投票でカリーを上回る得票数を得たハーデン[写真]=Getty Images

■フロントコート部門
ケビン・デュラント(ゴールデンステート・ウォリアーズ)
 ファン投票で223万8,406票を獲得し、この部門でトップを記録しただけでなく、プレーヤー投票とメディア投票で1位と文句なしの結果。9シーズン連続の選出となった。

アンソニー・デイビス(ニューオリンズ・ペリカンズ)
 ファン投票3位、プレーヤー投票とメディア投票で2位に入った。昨年のオールスターでは史上最多の52得点を挙げてMVPに輝いている。

デマーカス・カズンズ(ニューオリンズ・ペリカンズ)
 ファン投票とメディア投票で4位、プレーヤー投票では3位となり、4年連続の選出を決めた。

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