【NBA】25歳未満のヤングコアを豊富にそろえる将来有望なチームBEST5

左からサリッチ、エンビード、シモンズ。シクサーズが誇るヤングコアは非常に魅力的だ[写真]=Getty Images

 今年のオールスターには、25歳未満の若手選手が複数選出された。

 まず、スターター枠にはアンソニー・デイビス(ニューオリンズ・ペリカンズ/24歳)とジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ/23歳)、ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス/23歳)が選出され、リザーブにはクリスタプス・ポルジンギス(ニューヨーク・ニックス/22歳)、ブラッドリー・ビール(ワシントン・ウィザーズ/24歳)、カール・アンソニー・タウンズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ/22歳)が名を連ねた。

 そこで、今回は現地メディア『HoopsHype』に掲載されていた「NBAのベスト・ヤングコアチーム ランキング」の中からトップ5にランクインしたチームを紹介していきたい。ここでいうヤングコアとは、25歳未満の選手ながらチームの主軸を務めている選手、ならびに将来その可能性を持つ若手のことを指している。

 それでは、1位から見ていこう。

■1位:フィラデルフィア・セブンティシクサーズ
ヤングコア:ジョエル・エンビード(センター)、ベン・シモンズ(ガード)、ダリオ・シャリッチ(フォワード)、マーケル・フルツ(ガード)、ジャスティン・アンダーソン(フォワード)、リショーン・ホームズ(フォワード-センター)、ティモテイ・ルワウ・キャバロ(フォワード)、ジェームズ・ヤング(ガード)、フルカン・コルクマズ(ガード)、ディミトリアス・ジャクソン(ガード)

近い将来に優勝候補へと変貌する可能性を秘める

 エンビード、シモンズ、シャリッチはシクサーズのスターターを務めており、キャバロはローテーション入りしている。昨年のドラフト1位指名であるフルツはケガにより今季絶望の可能性があるものの、得点面ではリーグの若手選手の中でも平均以上という評価がある。まずは今季プレーオフへと滑り込み、順調に成長していくことができれば、近い将来、優勝候補に名乗りを上げるかもしれない。

■2位:ミルウォーキー・バックス
ヤングコア:ヤニス・アデトクンボ(フォワード-ガード)、ジャバリ・パーカー(フォワード)、マルコム・ブログドン(ガード)、ソン・メイカー(センター-フォワード)、スターリング・ブラウン(ガード)、DJ・ウィルソン(フォワード)

アデトクンボとパーカーを筆頭にイースト有数のタレントを誇る

 2年連続でオールスター入りを果たしたアデトクンボをチームの中心に据え、得点力のあるパーカー、昨季の新人王ブログドン、未完の大器メイカーが続く布陣。各ポジションに人材がおり、楽しみなロースターを持っている。

復帰後6試合で平均9.3得点のパーカー。今後の復調に期待したい[写真]=Getty Images

■3位:ミネソタ・ティンバーウルブズ
ヤングコア:カール・アンソニー・タウンズ(センター)、アンドリュー・ウィギンズ(ガード-フォワード)、タイアス・ジョーンズ(ガード)、マーカス・ジョージ・ハント(ガード)、ジャスティン・パットン(センター)、アミール・ジェファーソン(フォワード)

エースになれる潜在能力を誇る2大巨頭が魅力

 タウンズとウィギンズは、ウルブズが誇る主軸であり、スターターとしてチーム上位の得点力を誇るスター候補。今年オールスターに選ばれたのはタウンズだけだが、ウィギンズもオールスター級の実力を持っている。

タウンズ(左)は2016年、ウィギンズ(右)は2015年に、それぞれ得点王を獲得している[写真]=Getty Images

■4位:ボストン・セルティックス
ヤングコア:ジェイレン・ブラウン(ガード-フォワード)、ジェイソン・テイタム(フォワード)、マーカス・スマート(ガード)、テリー・ロジアー(ガード)、シェミ・オジェレイ(フォワード)、ガーション・ヤブセレ(フォワード)、ジャバリ・バード(ガード)、アブドゥル・ネイダー(フォワード)

各ポジションに豊富な若手がそろう

 先発を務めるブラウンとテイタムに加え、スマートとロジアーというローテーション入りしている主力がヤングコア。オジェレイやヤブセレなど今後伸びしろのある選手がいることも興味深い要素。

1年目のテイタム(左)と2年目のブラウン(右)。将来セルティックスのスターへと成長が期待できる若手だ[写真]=Getty Images

■5位:ロサンゼルス・レイカーズ
ヤングコア:ロンゾ・ボール(ガード)、カイル・クーズマ(フォワード)、ブランドン・イングラム(フォワード-ガード)、ジュリアス・ランドル(フォワード)、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ(ガード)、ジョシュ・ハート(ガード)、タイラー・エニス(ガード)、アレックス・カルーソ(ガード)、イビツァ・ズバッツ(センター)、トーマス・ブライアント(センター)

若手の頭数ならリーグ最高レベル

 センターを除く4つのポジションのスターターに、ボール、クーズマまたはランドル、コールドウェル・ポープ、イングラムが入っており、リーグ屈指のヤングコア保有チームと言えるだろう。ハートもプレータイムを得ており、彼らがどこまで伸びていくのか、とても楽しみなチームなのは間違いない。

レイカーズが誇るヤングコア(左からボール、イングラム、クーズマ)[写真]=Getty Images

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