2018.02.21

【NBA】制限なしFAとなった元MVPデリック・ローズの行き先は?

ローズの今後の去就に注目したい[写真]=Getty Images
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ウルブズまたはウィザーズと契約するというウワサもあったが…

 2月9日(現地時間8日)のトレードデッドライン当日。クリーブランド・キャバリアーズ、サクラメント・キングス、ユタ・ジャズによる3チーム間のトレードで、ジャズへと移籍したデリック・ローズ。

 だが2月11日(同10日)、ジャズはローズをウェイブし、他チームからのオファーはなかった。そのため、現在ローズは制限なしフリーエージェント(FA)となっている。

 その後、現地メディア『The Washington Post』では先発ポイントガードのジョン・ウォールが膝の負傷により欠場しているワシントン・ウィザーズがローズ獲得に興味ありと報道され、ブルズ在籍時の指揮官トム・シボドーがいるミネソタ・ティンバーウルブズと契約するのでは、といった報道もあった。

 ただ、ウィザーズは2年目のトーマス・サトランスキーが良い働きをしていることから動きはなく、現地メディア『Salt Lake Tribune』によると、ウルブズのオーナー、グレン・テイラーが「我々はロースター枠を1つ空けているが、今誰かと契約する予定はない」と語っていることから、ローズ獲得の可能性を事実上否定。

ブルズ時代の恩師シボドー(左)がいるウルブズ行きの可能性はほぼなしとなった[写真]=Getty Images

若い頃のローズの恐ろしさを語ったウェイド、今後の行先はどこになる?

 そんな中、現地メディア『The New York Times』によれば、ローズはオールスターブレイク後にどこかのチームと契約を結ぶだろうと報じている。

 ローズは今季、キャブスで16試合(うち7試合で先発)に出場し、19.3分9.8得点1.8リバウンド1.6アシストを残しており、時折キレの良いドライブやジャンパーも見せていた。

 ところが、キャブス最後の5試合においては、平均11.4分の出場で3.2得点1.4アシスト、フィールドゴール成功率16.0パーセントと不振に陥っていた。29歳のローズをベンチからの起爆剤として起用することで、チームとローズ本人に良い相乗効果をもたらす可能性はあるものの、その新チームがローズ本人の臨むチームとは限らないだろう。

 現地時間2月21日早朝、トレードデッドラインまでキャブスでチームメートだったドウェイン・ウェイド(マイアミ・ヒート)は、自身のツイッターで「若い頃のローズは、そりゃもう信じられなかったよ」と投稿していた。

ローズ率いるブルズは、2011年のプレーオフ、イースト決勝でウェイド(右)が所属するヒートと激突[写真]=Getty Images

 2011年に史上最年少(22歳)でシーズンMVPを受賞したローズは、ウェイドとレブロン・ジェームズ(現クリーブランド・キャバリアーズ)、クリス・ボッシュ(現未所属)擁するヒート相手に真っ向勝負を挑み、シーズン中にはほぼ独力で打ち負かすようなゲームもあり、強烈なインパクトを残していた。

 ウェイドのように、当時マッチアップしていた選手であればなおさら、ローズのすごさを知っていることだろう。しかし2012年のプレーオフで膝に重症を負ってからというもの、ケガが続いてしまったことでローズは活躍の機会が激減してしまった。

 とはいえ、ローズにはまだNBAで活躍できるチャンスは残されているはずだ。プレーオフ進出を目指すチームにとって、ローズは貴重なスパイスとなることができるだろう。はたして今後、ローズはどのチームと契約するのだろうか。