国際大会の経験も豊富な人材を2人も獲得
4月25日(現地時間24日)、現地メディア『AP』が、ブルックリン・ネッツが新たなアシスタントコーチ(AC)を雇ったと報じた。
Nets add Pablo Prigioni as assistant coach and Tiago Splitter to the position of pro scout
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— Brooklyn Nets (@BrooklynNets) April 24, 2018
ネッツがACとして獲得したのは、元NBA選手で、アルゼンチン代表のポイントガードを務めたこともあるパブロ・ブリジオーニ(元ニューヨーク・ニックスほか)。
プロキャリアの多くをスペインでプレーしたブリジオーニは、2008年の北京オリンピックでアルゼンチン代表の一員として銅メダルを獲得。12-13シーズンに35歳のルーキーとしてニックスに加入。NBAではニックス、ヒューストン・ロケッツ、ロサンゼルス・クリッパーズでプレー。キャリア4シーズンで計270試合に出場し、平均16.9分3.5得点1.9リバウンド2.8アシストを残している。
ブリジオーニには豊富な国際経験とリーダーシップがあり、ディアンジェロ・ラッセルやスペンサー・ディンウィディといった若手ガード陣へ好影響をもたらすことも十分あるだろう。
また、ネッツは同日、プロスカウトとしてティアゴ・スプリッター(元サンアントニオ・スパーズほか)と契約したことも発表している。
14年のスパーズ優勝時のメンバー、スプリッターは主にセンターとしてキャリア7シーズンをプレー。スパーズのほか、アトランタ・ホークスとフィラデルフィア・セブンティシクサーズに各1シーズン所属。通算355試合に出場し、平均19.2分7.9得点5.0リバウンド1.2アシストを記録した。また、母国ブラジル代表のメンバーとして国際大会でプレーした経験を持つ。
現在ホークスの指揮官を務めるケニー・アトキンソンは、一昨季までの3シーズン、ホークスでACを務めていたため、スプリッターとは1シーズンを共に過ごしていた。それもあってか、スプリッターはスカウトの他にも選手育成に関する業務もこなすことになるという。
ネッツは今季、28勝54敗でイースタン・カンファレンス12位。再建途中ながら、ジェレミー・リンがわずか1試合、ラッセルは48試合の出場に終わるなど、ケガによる戦力ダウンも成績に大きく響いてしまった。
来季へ向けた補強の一環として、経験豊富な元NBA選手をチームに加えたことは、ポジティブな効果をもたらすことになりそうだ。