2018.05.25

レブロンが12度目の選出で歴代単独トップに浮上!/オールNBAチーム

NBA史上単独トップとなる12度目のファーストチーム入りを果たしたレブロン[写真]=Getty Images
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 5月25日(現地時間24日)、NBAは2017-18シーズンのオールNBAチームを発表した。

 今季の“ベスト5”に相当するオールNBAチーム。ファーストチームから順に、セカンドチーム、サードチームも見ていこう。
※G=ガード、F=フォワード、C=センター、カッコ内は今年選出されたオールNBAチームにおける選出回数

■オールNBAファーストチーム
G:デイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ/初)
G:ジェームズ・ハーデン(ヒューストン・ロケッツ/2年連続4度目)
F:レブロン・ジェームズ(クリーブランド・キャバリアーズ/11年連続12度目)
F:ケビン・デュラント(ゴールデンステート・ウォリアーズ/4年ぶり6度目)
C:アンソニー・デイビス(ニューオリンズ・ペリカンズ/2年連続3度目)

レブロンとハーデンが満票、レブロンは史上最多の12度目

 MVP候補のファイナリストに入ったハーデン、レブロンが満票で選出。特にレブロンは、カール・マローン(元ユタ・ジャズほか)とコービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)が持つ11度を超える通算12度目の選出で歴代単独トップに浮上。
 センターの枠にはもう1人のファイナリストであるデイビスが入り、フォワードには4年ぶりにデュラントが選出。また、リラードは自身初のファーストチーム入り。ブレイザーズの選手としては、1992年のクライド・ドレクスラー(元ブレイザーズほか)以来となった。

全5チームが勝率5割超えとなったノースウエスト・ディビジョンでブレイザーズを1位に押し上げたリラード[写真]=Getty Images

■オールNBAセカンドチーム
G:ラッセル・ウェストブルック(オクラホマシティ・サンダー/3年ぶり5度目)
G:デマー・デローザン(トロント・ラプターズ/初)
F:ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス/2年連続2度目)
F:ラマーカス・オルドリッジ(サンアントニオ・スパーズ/3年ぶり2度目)
C:ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ/初)

エンビードとデローザンが初選出!

 昨年サードチーム入りしてオールNBAデビューとなったデローザンが、今年は1ランクアップのセカンドチーム入り。キャリア2シーズン目のエンビードは初のオールNBAチーム入りとなった。アデトクンボは昨年に続いてセカンドチームに選出。オルドリッジはスパーズ加入後では初となるセカンドチーム入りを果たした。
 一方、昨年まで2年連続でファーストチーム入りしていたウェストブルックは、同じノースウエスト・ディビジョンでトップの座に就いたブレイザーズのリラードを上回ることができずにセカンドチームへ。

2年目の今季、エンビードはオールスター先発、プレーオフ進出に加えオールNBAチーム入りを果たした[写真]=Getty Images

■オールNBAサードチーム
G:ステフィン・カリー(ゴールデンステート・ウォリアーズ/初)
G:ビクター・オラディポ(インディアナ・ペイサーズ/初)
F:ジミー・バトラー(ミネソタ・ティンバーウルブズ/2年連続2度目)
F:ポール・ジョージ(オクラホマシティ・サンダー/2年ぶり4度目)
C:カール・アンソニー・タウンズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ/初)

オラディポとタウンズがオールNBAデビュー

 ペイサーズをけん引したオラディポ、ウルブズの14年ぶりとなるプレーオフ進出に貢献したタウンズがオールNBAチームに初選出。今季、ブルズからウルブズへ移籍したバトラーもチーム躍進の立て役者として2年連続でサードチーム入り。サンダー加入後もオールラウンドな働きを見せたジョージもオールNBAチーム入りとなった。
 なお、カリーは昨年まで4年連続でファーストチームまたはセカンドチームに選出されていたものの、今季はサードチームにとどまった。これは、足首と左膝の負傷で31試合も欠場していたことが大きく響いたと言えるだろう。

ウルブズをプレーオフチームへと導いたバトラー(左)とタウンズ(右)[写真]=Getty Images

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