2018.06.22

「NBAドラフト2018」トップ3はエイトン、バグリー三世、ドンチッチ!

今年のドラフト全体1位指名はエイトン[写真]=Getty Images
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ドンチッチはヤングとのトレードでマブスへ!

 6月22日(現地時間21日)、バークレイズ・センター(ブルックリン)にて「NBAドラフト2018」が行われた。

 1968年のNBA加入以降、フランチャイズ史上初の1巡目全体1位指名権を手にしたフェニックス・サンズは、ディアンドレ・エイトンを指名。アリゾナ大1年のビッグマンは216センチ113キロとセンターとして十分の体躯を誇り、今季は平均20.1得点11.6リバウンド1.9ブロックをマーク。エイトンは同大史上初のドラフト1位指名選手となった。若手の多いサンズは、躍進に向けて大きな一歩を踏み出したと言っていい。

 全体2位ではサクラメント・キングスがマービン・バグリー三世を指名。デューク大1年のフォワードで、211センチ106キロとサイズに恵まれたバグリー三世は、今季1試合平均で21.0得点11.1リバウンド1.5アシストを残している。2006年を最後に、プレーオフから遠ざかっているキングスにとって貴重な戦力になりそうだ。

全体2位でキングスから指名されたバグリー三世[写真]=Getty Images

 全体3位でアトランタ・ホークスから指名されたのは、19歳のガード、ルカ・ドンチッチ。レアル・マドリード(スペイン)の主軸として今季のユーロリーグで際立った活躍を見せた万能型ガードで、今年のユーロリーグにおけるMVPに輝き、史上最年少でファイナル4のMVPを獲得。

ホークスに指名されたドンチッチは、トレードでマブス入りとなった[写真]=Getty Images

 メンフィス・グリズリーズに全体4位で指名されたのは、ジャレン・ジャクソンJr.。ミシガン州大1年のフォワードで、211センチ109キロのサイズを誇る。今季は平均10.9得点5.8リバウンド3.0ブロック、3ポイントシュート成功率も39.6パーセントと高確率だった。父はNBAで12シーズンをプレーし、99年にはサンアントニオ・スパーズの初優勝に貢献した。

ジャクソンJr.という新たな二世選手が誕生した[写真]=Getty Images

 全体5位でダラス・マーベリックスから指名されたのは、オクラホマ大1年のトレイ・ヤング。188センチ81キロのガードは、今季のNCAAで平均得点(27.4点)と平均アシスト(8.7本)でトップを記録。

 なお、ホークスとマブスの2チーム間でトレードが成立。ホークスが指名したドンチッチはマブスへ、マブスが指名したヤングと将来のドラフト1巡目指名権(条件付き)がホークス行きとなった。

今季のNCAAで得点とアシストの2冠を達成したヤングはホークスへ[写真]=Getty Images

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