キャリア13年を誇るベテランビッグマン、アミア・ジョンソンがシクサーズ残留へ

今季のハッスルアワードを獲得したジョンソン[写真]=Getty Images

献身的に仕事をこなす今季の“ミスター・ハッスル”

 7月5日(現地時間4日)、現地メディア『ESPN』は、アミア・ジョンソンがフィラデルフィア・セブンティシクサーズとの再契約に合意したと報じた。

 同メディアによると、ジョンソンはシクサーズと1年契約(金額は不明)で残留することになるという。

 ジョンソンは206センチ108キロのビッグマン。キャリア13年目となった今季はシクサーズで74試合(うち先発は18試合)に出場し、平均15.8分4.6得点4.5リバウンド1.6アシストを残している。

 身体を張ったプレーでチームに貢献するジョンソンは、6月26日(現地時間25日)、カリフォルニア州サンタモニカのバーカー・ハンガーで行われた「2018 NBAアワーズ」でNBAハッスル賞を獲得。

 この賞は、ルーズボールへのダイブやテイクチャージ、パッシングレーンを手で防いだり、ショットに対してどれだけ手を伸ばして防ごうとしているか、さらにはチームメートへのスクリーンなどが加味されて選出されるアワード。まさにジョンソンにぴったりなアワードである。

ルーズボールへの跳び込みやスクリーンなど、裏方的な仕事をプライドを持って遂行するジョンソン[写真]=Getty Images

 ジョンソンは受賞後、こんな言葉を残していた。

 「(この賞を獲得できたことは)間違いなく光栄だ。僕はコート上で、どんなささいなことであろうとプライドを持ってプレーしている。チームメートとコーチたちに感謝を伝えたい」。

 シクサーズのインサイドにはオールスターのジョエル・エンビード、ダリオ・シャリッチ、新加入のウィルソン・チャンドラーらがいるものの、経験豊富なジョンソンが控えているのは心強いはず。

 来季もジョンソンはコートに立って、チームメートのために身を粉にしてハードワークを遂行し、勝利に貢献することだろう。

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