渡邊雄太、NBA入りへ「ひたすら努力し続ける」…キャンプ参加のため渡米

日本代表での活動を終え、NBAへの挑戦を始める渡邊

 男子日本代表の一員として「FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 2次予選(Window4)」の2試合に出場した渡邊雄太が9月18日、2ウェイ契約を結んだメンフィス・グリズリーズのトレーニングキャンプ参加のため成田空港から出国した。

 渡米前の取材に応じた渡邊は、計18得点を挙げた17日のイラン戦について「シュートタッチがまだまだ。NBAで生き残るには、昨日の出来ではダメ」と反省した一方、「ディフェンスでは相手のエースを抑えることができたので、自信を持ってやれる」と、手応えをつかんでいるようだ。

 日本代表での活動を終え、これからはNBA入りを目指して戦うこととなる。「努力し続けてここまでたどり着けた。どんな選手になっても決して満足することなく、ひたすら努力し続ける」と話し、次のように決意を口にした。

「2ウェイ契約の45日間をフルで使ってもらって、『自分はNBAでも通用するんだ』ということを証明する。今年は自分がNBAでもやれることをアピールする1年で、来年は本契約を勝ち取れるように」

 次の帰国時期は未定だというが、「NBA選手という肩書きも持って、また日本代表に帰ってきたい」。渡邊の、メンフィスでの新たな挑戦が始まる。

モバイルバージョンを終了