遅くとも来週にはナイキと複数年契約を結ぶと現地記者が報じる
昨年7月にボストン・セルティックスと契約したゴードン・ヘイワードは、昨季の開幕戦で左足骨折という大ケガを負い、そこからシーズン全休となってしまった。
9月15日(現地時間14日)、ヘイワードは現地メディア『BostonSportsJournal.com』とのインタビューで、リハビリについてこう明かしている。
「僕がこれまでやってきた中で、最も難しいことだった。その中で最もハードだったのは、メンタル面への挑戦だったんだ」。
ヘイワードは昨年10月に手術を終え、骨折箇所には固定するためのプレートとボルトを入れた状態でリハビリをし、今年の5月末にはそれらを除去する手術に成功。8月下旬には完全復活と言ってもいいほどのコンディションまで戻ってみせた。
その過程で、ヘイワードは「こうやっても大丈夫なのか?」「足首はこの動きに耐えられるか?」「ちゃんと跳ぶことはできるのか?」といったことを何度も自問自答しながらやってきたのだろう。トレーナーやチームスタッフらと共に多くの時間を費やしたことで、精神面でも強くなったのではないだろうか。
時折リハビリの状況やシュート練習に復帰した映像をSNSに投稿するなど、徐々に回復していき、今季はトレーニングキャンプから復帰できる見込みとなっている。
そんな中、ヘイワードがナイキと複数年契約を結ぶ可能性が高いということがわかった。
9月23日(同22日)、『NBC Sports Boston』の記者が「遅くとも来週にはナイキと複数年のシューズ契約を結ぶだろう」と報じており、26日(同25日)から始まるトレーニングキャンプ前、またはその期間中に発表する見込みだ。ヘイワードにはANTA(アンタ)とニューバランスからもオファーが届いていたが、ナイキを選択することになるという。
28歳のヘイワードは、昨季ケガのためプレーできなかった分を取り戻すべく、今季はセルティックスのエース格の1人として開幕から活躍することが期待されている。