2018.10.13

グリズリーズがプレシーズン最終戦でロケッツに敗退、渡邊雄太は2得点2ブロック

約9分間に出場した渡邊は、2得点2リバウンド2ブロックをマークした[写真]=Getty Images
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約9分というプレータイムで2本のブロックをたたき出した渡邊

 10月13日(現地時間12日)、メンフィス・グリズリーズはホームのフェデックス・フォーラムでヒューストン・ロケッツとのプレシーズンゲームを行った。

 グリズリーズのスターターはマイク・コンリー、チャンドラー・パーソンズ、カイル・アンダーソンジャレン・ジャクソンJr.マルク・ガソル。ロケッツはクリス・ポールジェームズ・ハーデン、ジェームズ・エニス三世、PJ・タッカークリント・カペラと、両チーム共にレギュラーシーズンに限りなく近い布陣でこの試合に臨んだ。

 試合は第1クォーター中盤までは五分五分の展開となるも、ロケッツの長距離砲が火を噴き、2ケタリードを手にする。グリズリーズもコンリーやパーソンズ、ジャクソンJr.が反撃するも、ロケッツとの点差を1ケタに戻すことができずに試合は進む。

 2ケタビハインドの展開が続く中、第4クォーター残り約8分30秒で渡邊雄太がコートイン。ロケッツ相手にショットを着実にコンテスト(相手の前で手を伸ばすこと)したり、スティールするなどディフェンス面で存在感を示す。スイッチでポールとマッチアップしたシーンでは、手を動かしてリーグトップレベルのポイントガードを相手に奮闘したものの、巧みなフェイクに引っかかってしまい、フリースローを与えることとなった。

 プレシーズン最終戦となったこの試合、渡邊は残り約1分に相手チームのファストブレイクをブロックで封殺。終盤には3ポイントラインからドライブして左フックを鮮やかに決め、2得点2リバウンド1スティール2ブロックをマーク。

 試合はロケッツが121-103でグリズリーズを下した。ロケッツではハーデンが23得点6リバウンド6アシスト、ポールが14得点11アシスト3スティールを挙げるなど、計8選手が2ケタ得点。47本放った3ポイントを20本決める(成功率42.6パーセント)パフォーマンスで、プレシーズンを3勝1敗で終えた。

 一方のグリズリーズは、ジャクソンJr.が18得点、コンリーが15得点6アシスト、ウェイン・セルデンが15得点、パーソンズが12得点をマーク。プレシーズンを2勝2敗で終えたグリズリーズのレギュラーシーズン開幕戦は、18日(同17日)のインディアナ・ペイサーズ戦となる。

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