2018.11.05

ベテランのサージ・イバカがキャリアハイの34得点! ラプターズがレイカーズ相手に完勝

17投中15本のショットを決める大活躍を見せたイバカ[写真]=Getty Images
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レナード不在のラプターズが第1Q途中に31点差をつけてレイカーズを圧倒

 11月5日(現地時間4日)、ロサンゼルス・レイカーズはホームのステープルズ・センターでトロント・ラプターズと対戦した。

 エースのカワイ・レナードが欠場となったラプターズは、OG・アヌノビーをスターターに起用。カイル・クーズマのレイアップで幕を開けたこの試合、ラプターズはダニー・グリーンの3ポイントで反撃すると、ブランドン・イングラムがジャンパーを沈めてレイカーズが4-3とリード。

 しかしそこからラプターズのベテラン、サージ・イバカの“パーフェクト・ショー”が開演。イバカはジャンパーに3ポイント、レイアップ、フックショットにダンクとあらゆるショットを決め切る大暴れ。

 さらにアヌノビーやカイル・ラウリーが加点していき、第1クォーター残り2分21秒にフレッド・バンブリートのフリースロー2本が決まると、スコアは41-10。ラプターズはレイカーズのホームで一気に31点差をつけてみせた。

 このクォーター終了時に25点の大量リードを奪ったラプターズは、レイカーズに追撃を許さず最終スコア121-107で快勝。ゴールデンステイト・ウォリアーズに並ぶリーグトップタイの9勝目(9勝1敗)を挙げた。

 「俺は集中していた。カワイが今夜欠場すると知っていたから、コートに出て自分のベストを尽くしたかったんだ」と試合後に『AP』へ語ったイバカは、この試合でキャリアハイとなる34得点と大活躍。

 この日のイバカは第3クォーター残り5分16秒まで、14本すべてのショットを決めるパフォーマンスを披露。フィールドゴール17投中15本を決める殊勲の働きでラプターズの快勝に大きく貢献、10リバウンド2スティールも奪っている。

アシスト部門でリーグトップを独走中のラウリー。この日は15アシストに1ターンオーバーとすばらしいコンダクターぶりを発揮[写真]=Getty Images

 ラプターズではイバカのほかに、ラウリーが21得点6リバウンド15アシスト2スティール、パスカル・シアカムが16得点13リバウンド、5本の3ポイントを決めたグリーンが15得点、ヨナス・バランチュナスが14得点8リバウンド、デロン・ライトが11得点と続いた。

 ニック・ナースHCはこの日のイバカについて「彼はサイズとパワー、それにすばらしいフットワークをうまく使っていたね」とコメント。さらに「我々は彼ら(レイカーズ)にプレッシャーをかけたかったんだ。それで信じられないスタートを見せることができた。今夜の我々は、どこよりもアスレティックで速いチームのように思えたよ」とチームについて絶賛。

 ホームで完敗を喫してしまったレイカーズは、クーズマが24得点5リバウンド、レブロン・ジェームズが18得点6アシスト、イングラムが16得点、ロンゾ・ボールが12得点9リバウンド4アシスト、ラジョン・ロンドが10得点を記録した。

 「彼らは自分たちこそがイースタン・カンファレンスのベストチームだと言わんばかりにプレーしていた。コートに入ると俺たちに強烈な先制パンチを食らわせてきたんだ。あの状況でゲーム展開をひっくり返すのはすごく難しいだろう」とレブロンがコメントを残し、会場を後にした。

ホームでラプターズに完敗してしまったレイカーズ。この屈辱をモチベーションとし、次戦に活かしたいところ[写真]=Getty Images

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