2018.11.18

強豪ラプターズ相手に43得点を奪ったカイリー・アービング「プレーレベルが上がった」

アグレッシブさを増したカイリーは、持ち前の得点力を発揮してラプターズを撃破した[写真]=Getty Images
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第4Qだけで19得点を挙げる大爆発! バード以来の好成績を残したカイリー

 11月17日(現地時間16日)、ボストン・セルティックスはホームのTDガーデンでトロント・ラプターズと激突し、延長の末に123-116で勝利を収めた。

 この試合、オールスターガードのカイリー・アービングが第4クォーターだけで19得点を挙げるなどゲームハイの43得点をたたき出し、イースタン・カンファレンス優勝候補同士によるマッチアップを制した。

 カイリーはこの日、フィールドゴール26投中18本(うち3ポイントは6投中3本)を決め、フリースローを4本成功させて43得点。さらに11アシスト3スティールを奪う大車輪の活躍でラプターズ撃破の立て役者に。

 『ESPN Stats & Info』によると、セルティックスの選手がホームゲームで40得点10アシスト以上を挙げたのはレジェンド、ラリー・バード(元セルティックス)以来という快挙だった。バードは1992年3月16日(同15日)に行われたポートランド・トレイルブレイザーズ戦で49得点12アシスト、さらに14リバウンドを奪い、トリプルダブルを達成していた。

現役最後のシーズンに達成したバード。2度の延長となった試合で、脅威的なパフォーマンスを残してみせた[写真]=Getty Images

 試合後、「今夜のようなパフォーマンスはレギュラーシーズンでも頻繁に起こることじゃない。しかも優秀なチームによる試合で起きたんだから感謝しなきゃね」と『AP』へ語ったカイリー。“ゾーン”に入ったラプターズ戦はハイレベルな競い合いだったことで、「プレーレベルが上がったんだ」と明かした。

 セルティックスはこの試合を終えて9勝6敗でイースト3位。18日(同17日)にはユタ・ジャズとの試合が控えている。開幕前にはイーストトップを独走するという予想もあったが、ここまではフルメンバーによる試運転という印象があっただけに、今後もアグレッシブさを増したカイリーの活躍とセルティックスの躍進に期待大だ。

カイリーの芸術的なレイアップは健在。リーグ屈指のスコアリングガードによる超絶パフォーマンスを今後も楽しみにしたい[写真]=Getty Images

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