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12月14日(現地時間13日)、ブルックリン・ネッツは、ガードのスペンサー・ディンウィディーが3年の延長契約に合意したと発表した。
リーグの情報筋が『ESPN』へ伝えたところによると、来季(2019-20シーズン)から始まるこの延長契約の総額は3,400万ドル(約38億4,200万円)で、3年目の21-22シーズンはプレーヤーオプションになるという。
14年ドラフト2巡目全体38位でデトロイト・ピストンズから指名されたディンウィディーは、25歳のポイントガード。ピストンズで2シーズンをプレーし、Gリーグ(NBA下部リーグ)とNBAを行き来してきた。16年6月にトレードでシカゴ・ブルズへと移籍するも、ロースターに残ることができずに解雇されたことも。
そんなディンウィディーにとってキャリアの転換期となったのは、16年12月にネッツと契約してからだった。一昨季は59試合(うち先発は18試合)に出場し、平均22.6分7.3得点2.8リバウンド3.1アシストをマークし、ローテーション入りに成功。
すると翌17-18シーズンには80試合(うち先発は58試合)に出場。平均28.8分12.6得点3.2リバウンド6.6アシストを記録。ミスの少なさ(平均ターンオーバーは1.6本)が光り、A/TO(アシスト/ターンオーバー比率)でリーグ2位の4.09を残し、MIP(最優秀躍進選手賞)の最終候補にもノミネートされた。
そうして迎えた今季、ディンウィディーはここまで全29試合(うち先発は3試合)に出場。平均28.7分16.9得点2.5リバウンド4.9アシストを挙げており、フィールドゴール成功率47.4パーセントはキャリアベストのペースとなっている。
12月13日(同12日)に行われたフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦では、チーム最後の6得点を1人でたたき出すなど後半だけで27得点を奪取。ディンウィディーはキャリアハイの39得点を挙げて勝利の殊勲者に。
ちなみに、ディンウィディーの今季年俸は約166万ドル(約1億8,758万円)。来季以降は今季の5倍以上の年俸を手にすることとなる。
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