2018.12.15

過去15シーズンで3人目! エンビードが前半だけで28得点14リバウンドを奪取!

日本時間15日のペイサーズ戦で、エンビードは40得点21リバウンドを挙げるもチームは敗北となった[写真]=Getty Images
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エンビードが計40得点21リバウンドを挙げるも、シクサーズは勝利に届かず…

 12月15日(現地時間14日)、フィラデルフィア・セブンティシクサーズはホームのウェルズファーゴ・センターでインディアナ・ペイサーズを迎えた。

 前日終了時点でイースタン・カンファレンス3位のシクサーズ(19勝10敗)と4位のペイサーズ(18勝10敗)による対決は、激しいバトルが展開されていくこととなる。

 万能戦士ジミー・バトラーを鼠径部の負傷のため2試合連続で欠いたシクサーズは、13日(同12日)の試合でチームトップの33得点17リバウンドに6アシストを挙げたオールスターセンター、ジョエル・エンビードを中心に臨んだ。

 エンビードはペイサーズ相手に序盤から得点とリバウンドを奪い、前半終了時点でなんと28得点14リバウンドの大暴れ。『ESPN Stats & Info』によると、過去15シーズンにおいて、前半または後半だけで28得点14リバウンド以上を挙げたのはエンビードが3人目だという。

 直近15シーズンのあいだにこの記録を達成したのはドワイト・ハワード(現ワシントン・ウィザーズ)とカルロス・ブーザー(元ユタ・ジャズほか)。いずれもオールスターに複数回選ばれた実績を持つビッグマンだ。

 ハワードはシャーロット・ホーネッツに所属していた昨季に達成。今年の3月22日(同21日)のブルックリン・ネッツ戦で、ハワードは32得点30リバウンドをマークしたのだが、この試合の後半だけで28得点20リバウンドを記録している。

32歳で30得点30リバウンド以上を達成したハワード[写真]=Getty Images

 ブーザーが達成したのはジャズで初のオールスター選出を果たした07年の3月27日(同26日)に行われたウィザーズ戦。後半だけで36得点14リバウンドという大爆発を見せた。ブーザーはこの試合で計41得点16リバウンドを記録しているのだが、前半はわずか5得点2リバウンドだったというから驚きだ。

 なお、エンビードはペイサーズ戦でいずれもゲームハイとなる40得点と21リバウンド(キャリアハイ)という驚異的なパフォーマンスを見せたのだが、シクサーズは101-113で黒星を喫してしまった。

 ハワードとブーザーはそれぞれの所属チームに勝利をもたらしたものの、エンビードの大活躍も報われず、シクサーズはバトラーが欠場した2試合とも白星を飾ることができなかった。大の負けず嫌いとして知られるエンビードだけに、相当悔しいと思っているに違いない。

 18日(同17日)に行われるクリーブランド・キャバリアーズ戦には何としてでも勝ちたいところだ。

ブーザーは試合全体で21投中15本のショット、14投中11本のフリースローを決めた[写真]=Getty Images

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