2018.12.15

今季のNBAで“お買い得”の契約ながら貴重な活躍を見せる選手7選

ベテラン最低保証年俸ながら、平均14.5得点3.9アシストと上々の成績を残すウェイド[写真]=Getty Images
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 今季のNBAでは、12月14日(現地時間13日)終了時点で486選手(2way契約は除く)がプレーしてきた。

 年俸トップはゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーの約3,746万ドル(約42億3,298万円)、最低年俸はトロイ・ウィリアムズ(ニューオーリンズ・ペリカンズ)の3万4,183ドル(386万2,679円)。平均年俸は約742万ドル(約8億3,846万円)となっている。

 ここでは、15日(同14日)に人気インターネットサイト『HoopsHype』へ掲載された、低年俸という“お買い得”な契約ながら、見事な活躍を見せている7選手を紹介したい。
※チーム名と成績は現地時間12月13日終了時点、チーム表記は略称

■現地メディアが選出した“お買い得”契約で活躍する7選手

1.スペンサー・ディンウィディー(ネッツ/ガード)

今季年俸:約166万ドル(約1億8,758万円)
主要成績:平均28.7分16.9得点2.5リバウンド4.9アシスト

 12月14日(同13日)に3年3,400万ドル(約38億4,200万円)の延長契約を手にした苦労人。15日(同14日)に行われたウィザーズ戦でチームトップの27得点に6アシストの活躍で勝利に貢献しており、バックアップとしては申し分ないパフォーマンスを見せている。

2.デリック・ローズ(ウルブズ/ガード)

今季年俸:約218万ドル(約2億4,634万円)
主要成績:平均29.4分18.5得点3.0リバウンド4.5アシスト

 キャリア10シーズン目の今季、ローズはここ6シーズンで最高のパフォーマンスを見せている。フィールドゴール成功率49.2パーセント、3ポイント成功率47.7パーセントは自己ベスト。11月1日(同10月31日)のジャズ戦で見せた“50得点ゲーム”は世界中に感動を与えた。

ローズはアウトサイドシュートに磨きがかかり、自己最高の3ポイント成功率を記録している[写真]=Getty Images

3.ジャベール・マギー(レイカーズ/センター)

今季年俸:約239万ドル(約2億7,007万円)
主要成績:平均23.8分11.6得点6.7リバウンド2.5ブロック

 レイカーズの先発センターとして攻防両面で活躍中。オフェンスでは積極果敢にショットを狙い、ダンクやレイアップだけでなくフックショットも決めている。ディフェンスでは持ち前のブロックを武器にチームの勝利に貢献。

4.ノア・ボンレイ(ニックス/フォワード)

今季年俸:約162万ドル(約1億8,306万円)
主要成績:平均25.6分8.2得点8.0リバウンド2.0アシスト

 2014年のドラフト1巡目9位指名ながら活躍する機会が訪れず、今夏に低年俸でニックス入り。すると今季はニックスでローテーション入りし、得点にリバウンド、アシストなど主要項目で軒並み自己最高の成績を残している。

ニックスでチャンスをつかみ、奮闘を続けるボンレイ[写真]=Getty Images

5.トレイ・バーク(ニックス/ガード)

今季年俸:約180万ドル(約2億340万円)
主要成績:平均20.7分12.0得点2.1リバウンド3.0アシスト

 出場21試合のうち、先発出場は5試合のみだが、インスタント・スコアラーとして活躍。11月19日(同18日)に行われたマジック戦では、シーズンハイの31得点を奪う爆発力を見せつけた。

6.ナーレンズ・ノエル(サンダー/センター)

今季年俸;約176万ドル(約1億9,888万円)
主要成績:平均14.2分5.7得点5.1リバウンド1.4ブロック

 今季から新天地サンダーに加入。プレータイムは短いものの、フィールドゴール成功率60.6パーセントという高確率で着実にショットを決めている。平均2.1本のオフェンシブ・リバウンドと1.4ブロックも光っている。

サンダーでも持ち前のエネルギッシュなプレーで貢献するノエル[写真]=Getty Images

7.ドウェイン・ウェイド(ヒート/ガード)

今季年俸;約239万ドル(約2億7,007万円)
主要成績:平均25.7分14.5得点3.5リバウンド3.9アシスト

 今季限りでNBAから引退することを表明しているレジェンド。ベテラン最低保証年俸ながら、出場20試合のうち、13試合で2ケタ得点をマーク。11月26日(同25日)のラプターズ戦では、ベンチスタートの選手としてはフランチャイズ史上トップとなる35得点をたたき出した。

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