2019.02.02

ケガのため今季絶望となったオラディポの代替でディアンジェロ・ラッセルが球宴初選出

キャリア4シーズン目でオールスターに初選出されたラッセル[写真]=Getty Images
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1月は平均23.8得点7.3アシストと絶好調、チームもイースト6位の好位置へ

 2月2日(現地時間1日)、NBAは18日(同17日)にスペクトラム・センター(ノースカロライナ州シャーロット)で行われる「NBAオールスターゲーム2019」にて、インディアナ・ペイサーズのビクター・オラディポに代わり、ブルックリン・ネッツのディアンジェロ・ラッセルがリザーブ枠に入ることを発表した。

 オラディポは1月25日(同24日)に右膝の四頭筋腱断裂により今季絶望とチーム側が発表しており、2年連続2回目の選出となった今年はプレーできないことになっていた。

 ラッセルは196センチ89キロのポイントガードで、2015年ドラフト1巡目全体2位でロサンゼルス・レイカーズに指名されてNBA入り。15ー16シーズンから2シーズンをレイカーズでプレー。17年6月23日(同22日)、ティモフェイ・モズゴフ(現オーランド・マジック)と共にブルック・ロペス(現ミルウォーキー・バックス)とカイル・クーズマ(レイカーズ)との交換でネッツへと移籍。

 ネッツ在籍2シーズン目となった今季、ラッセルは2月1日(同1月31日)終了時点でキャリアハイとなる平均29.6分19.6得点6.4アシストに加えて3.8リバウンド1.2スティールをマーク。

 ショットの精度を高めたラッセルは、ここまでフィールドゴール成功率(43.8パーセント)、3ポイント成功率(37.4パーセント)、フリースロー成功率(80.8パーセント)といずれも自己最高の数字を残している。

緩急をつけたドライブからフローターやジャンパー、3ポイントを繰り出すラッセル[写真]=Getty Images

 特に1月のラッセルは絶好調で、平均30.6分23.8得点7.3アシストにフィールドゴール成功率47.9パーセント、3ポイント成功率41.3パーセント、フリースロー成功率85.3パーセントとショット全般も大当たり。

 チームもイースト2位タイの11勝4敗を挙げており、現在は28勝25敗でイースト6位。15年以来初のプレーオフ出場も十分可能な好位置にいる。

 ちなみに、ネッツの選手がオールスターに選出されたのは、14年のジョー・ジョンソン(現未所属)以来初。22歳の選出は、1982、83年のバック・ウィリアムズ(元ネッツほか)以来、フランチャイズ史上2番目の若さとなった。

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