2019.04.12

3-4月の月間アワードが発表、最優秀選手にはアデトクンボとハーデンが選出!

今季のMVP筆頭候補、バックスのアデトクンボ(左)とロケッツのハーデン(右)が選ばれた[写真]=Getty Images
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 4月12日(現地時間11日)、NBAは3月から4月における月間アワードを発表した。ここでは、月間最優秀選手、月間最優秀新人、月間最優秀ヘッドコーチをそれぞれ紹介していこう。
※チーム名は略称

■月間最優秀選手
イースタン・カンファレンス:ヤニス・アデトクンボ(バックス)
ウエスタン・カンファレンス:ジェームズ・ハーデン(ロケッツ)

今季のMVP筆頭候補、アデトクンボとハーデンがそれぞれ3度以上の選出

 アデトクンボは昨年の10-11月、12月、今年2月に次いで今季4度目の選出。期間中、アデトクンボの出場試合でバックスは12勝4敗の好成績を残し、自身は平均30.0得点12.2リバウンド5.8アシスト1.8ブロックをマーク。シーズン全体ではリーグ3位の平均27.7得点、リーグ6位の平均12.5リバウンドに加え、フランチャイズ史上トップのフィールドゴール成功率57.8パーセントを記録。

 一方のハーデンは、昨年12月、今年1月に次ぐ今季3度目。ロケッツは期間中に16勝4敗を記録し、リーグトップの勝率80.0パーセントを残した。ハーデンはその期間に平均34.8得点6.9リバウンド7.1アシストに加え、3ポイント成功数で平均4.7本を決める驚異的なパフォーマンス。シーズン全体では平均36.1得点6.6リバウンド7.5アシスト2.0スティールで終えたことで、NBA史上初となる1シーズン平均35.0得点7.0アシストを挙げた選手に。

 今季のMVP争いは、アデトクンボとハーデンによる一騎打ちとなった。アデトクンボがキャリア6年目で獲得するのか、あるいはハーデンが2年連続で輝くのかは気になるところ。両選手のプレーオフにおける活躍にも大いに注目していきたい。

■月間最優秀新人
イースタン・カンファレンス:トレイ・ヤング(ホークス)
ウエスタン・カンファレンス:ルカ・ドンチッチ(マーベリックス)

96年以来の快挙を達成したヤング、ドンチッチはタウンズ以来初の同賞総なめ

 ヤングは昨年11月、今年1月、2月に次いで4度目の選出。期間中に平均31.9分23.4得点4.9リバウンド9.2アシストを記録したヤングは、3月20日(同19日)のヒューストン・ロケッツ戦から4試合連続で20得点10アシスト以上をたたき出し、1996年のデーモン・スタッダマイヤー(元トロント・ラプターズほか)以来の快挙を達成。

 対するドンチッチは、今季ウエストにおける月間最優秀新人賞を総なめ。2015-16シーズンの新人王、カール・アンソニー・タウンズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)以来の快挙を成し遂げたドンチッチは、今季の新人王筆頭候補と称されている。ドンチッチは今季全体で、平均21.2得点7.8リバウンド6.0アシストを記録し、ダブルダブルは24回、トリプルダブルでは8度も残してみせた。

シーズン後半に躍動したヤング(左)とセンセーショナルな活躍を見せたドンチッチ(右)[写真]=Getty Images

■月間最優秀ヘッドコーチ
イースタン・カンファレンス:スティーブ・クリフォードHC(マジック)
ウエスタン・カンファレンス:テリー・ストッツHC(ブレイザーズ)

プレーオフプッシュを見せたマジック、2季連続で西3位に入ったブレイザーズ

 イーストでは2012年以初のプレーオフ出場を決めたマジックのクリフォードHCが選ばれた。期間中、13勝6敗を記録したマジックは、オールスター以降でイースト3位の16勝8敗と白星を量産。一方のウエストでは、ブレイザーズのストッツHCが選出。期間中を15勝6敗と駆け抜けたブレイザーズは、オールスター以降の戦績でもリーグ3位の19勝7敗と絶好調。昨季と同じくウエスト3位でレギュラーシーズンを終えている。

マジックのクリフォードHC(左)とブレイザーズのストッツHC(右)[写真]=Getty Images

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