2019.04.14

カリーが38得点の大暴れ! アレンを抜き去りプレーオフの歴代最多3P成功数に到達!

8本の3ポイント成功を含むゲームハイの38得点に自己最高の15リバウンドを奪ったカリー[写真]=Getty Images
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「光栄なこと。僕に多くの機会を与えてくれて感謝しているよ」とカリー

 4月14日(現地時間13日)。3連覇を狙う王者ゴールデンステイト・ウォリアーズは、ホームのオラクル・アリーナでロサンゼルス・クリッパーズとのプレーオフ、ファーストラウンド初戦に臨んだ。

 ウエスタン・カンファレンス1位のウォリアーズと8位のクリッパーズだが、白星の差はわずか9勝。シード順ほど大きな差はないという見方もあった。

 しかし、序盤から快調に飛ばしていったウォリアーズが、第3クォーター終了時点で98-79とクリッパーズを圧倒。クリッパーズは最終クォーターも点差を1ケタまで縮めることができず、シリーズ初戦はウォリアーズが121-104で快勝。

 この試合、ケビン・デュラント(ウォリアーズ)とパトリック・ベバリー(クリッパーズ)が試合時間残り4分41秒に退場処分となったが、試合の行方に大きな影響を及ぼすものではなかった。

 ウォリアーズをけん引したのはステフィン・カリー。約37分のプレータイムでキャリアハイの15リバウンドを奪うハッスルに加えて、本職の得点面でもゲームハイの38得点に7アシストと大車輪の活躍。12投中8本成功の3ポイントを含むフィールドゴール16投中11本、フリースローも9投中8本決める見事なパフォーマンスで勝利の立て役者に。

 この日8本の長距離砲を沈めたことで、カリーはレイ・アレン(元ボストン・セルティックスほか/385本)の記録を抜き去り、NBA歴代トップとなる386本をマーク。171試合で385本(平均2.3本)を決めたアレンに対し、カリーはわずか91試合で386本(平均4.2本)を決める驚異的なペースを残している。

「きわめてスペシャルなこと。僕はいつも(選手としての)寿命と歴代最高のシューターたちについて話してきた。レイ・アレン、レジー・ミラー(元インディアナ・ペイサーズ)といった選手の記録を超えることは、NBAの記録集に名を残すことになるんだ。だからこの記録は格別さ。僕はこれまで数多くの3ポイントを放ってきた。だからたくさん決めることができたんだ」と試合後の会見でカリーは振り返った。

3連覇に向けて好発進したカリー[写真]=Getty Images

 アレンがキャリア18シーズンを費やしたのに対し、カリーはわずか10シーズンで新記録を樹立。これにはウォリアーズのスティーブ・カーHCも「この記録は驚嘆すべきこと。(選手としての)全盛時に正しいことをやってのけていることを表しているね。それに彼にはまだ多くの時間が残されている」とカリーを絶賛。

「僕は毎回、自信を持ってショットを放っているのは明らかだ。でもね、プレーオフやファイナルで数々の印象的なプレーを見せてきたレイ・アレンのような選手が残した記録を超えることができるなんて、なんだか本当に現実とは思えないように感じるよ」とカリー。そして、この記録について「間違いなく光栄なことだし、数多くの機会を与えてくれたことに感謝している」と喜んだ。

 ウォリアーズではカリーのほか、デュラントが23得点3ブロック、ドレイモンド・グリーンが17得点7リバウンド7アシスト、クレイ・トンプソンが12得点2ブロック、デマーカス・カズンズが9得点9リバウンド4アシストをマーク。

 クリッパーズでは、ベンチスタートのモントレズ・ハレルが26得点5リバウンド2スティール2ブロック、ルー・ウィリアムズが25得点9アシスト、先発ではシェイ・ギルジアス・アレクサンダーが18得点3ブロック、ダニーロ・ガリナーリが15得点8リバウンド3スティールを記録。

 両チームによるシリーズ第2戦は、16日(同15日)に行われる。

シリーズ初戦から激しいマッチアップを見せたデュラント(左)とベバリー(右)[写真]=Getty Images