2019.04.14

スパーズがナゲッツとの初戦に辛勝! 名将ポポヴィッチHCは歴代最多勝コーチに

豪快なダンクをたたき込んだホワイトが、16得点5アシストをマークした[写真]=Getty Images
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ナゲッツの追い上げを振り切り、敵地でシリーズ初戦を制したスパーズ

 4月14日(現地時間13日)、ウエスタン・カンファレンス2位のデンバー・ナゲッツが、ホームのペプシ・センターで7位のサンアントニオ・スパーズとのファーストラウンド初戦に挑んだ。

 シーズン成績はナゲッツが54勝28敗、スパーズが48勝34敗と僅差の戦績。プレーオフにおける経験値だけで言えば、名将グレッグ・ポポヴィッチHC率いるスパーズの方が有利という両チームによる第1戦は、リードするスパーズをナゲッツが追いかける展開となった。

 前半を終えてアウェーのスパーズが59-51と8点をリードするも、第3クォーターに今季リーグトップのホーム戦績(34勝7敗)を挙げたナゲッツが反撃開始。ポール・ミルサップの3ポイントプレーを皮切りに、ウィル・バートンの5連続得点で一気にスパーズへ詰め寄る。

 だが第3クォーターはディフェンシブな展開となり、ナゲッツは4点しか点差をつめることができず。だが第4クォーターに入って、ナゲッツのベンチ陣が奮闘。モンテ・モリス、トーリー・クレッグ、マリーク・ビーズリーのショットでスパーズに食らい付き、残り5分51秒にギャリー・ハリスの3ポイントで1点差まで追いつく。

 その後スパーズがデマー・デローザンのステップバックジャンパー、ダービス・ベルターンスの3ポイントで6点差へと広げると、ナゲッツも負けじとジャマール・マレーとハリスのショットで追い上げ、残り1分32秒で再び1点差。

 しかし、ナゲッツは重要な場面でニコラ・ヨキッチとマレーが痛恨のターンオーバー。スパーズはラマーカス・オルドリッジとデリック・ホワイトが着実にフリースローを決め切り、最終スコア101-96でシリーズ初戦を制した。

ポポヴィッチHCは勝負を決めたホワイトの働きぶりを絶賛

 勝利したスパーズでは、デローザンが18得点12リバウンド6アシスト、ホワイトが16得点5アシスト、オルドリッジが15得点8リバウンド、ブリン・フォーブズが15得点5リバウンド、ルディ・ゲイが14得点6リバウンドをマーク。

 名将ポポヴィッチHCはこの勝利によって、レギュラーシーズンとプレーオフの合計勝利数で1,413勝となり、レニー・ウィルキンズを抜いて歴代1位に達した。

 ポポヴィッチHCは残り2.1秒にマレーから値千金のスティールを奪い、フリースロー2本を決め切ったホワイトを称賛。「彼は目覚ましい活躍を見せてくれた。新しい選手が多くいる中、彼は(ポイントガードという)ポジションの仕事を学び、出番を勝ち取ってきた。彼がやってきたことは評価すべきだと思う。このシリーズは長引きそうだから、彼には今夜のようなプレーを続けてほしいね」と試合後の会見で語った。

試合終盤にビッグプレーを決めた④ホワイトをポポヴィッチHCが称賛した[写真]=Getty Images

 大黒柱オルドリッジはこの日、フィールドゴール19投中成功わずか6本の計15得点に終わったものの、ナゲッツのオールスターセンター、ヨキッチも10得点と不発だった。「我々はヨキッチがやりたいようなプレーをさせなかった。一方で、彼らはラマーカスへ自由にプレーさせなかったんだ」とこの日のゲームプランについて言及。

 ナゲッツではヨキッチが10得点に終わるも、14リバウンド14アシストをマークし、キャリア初のプレーオフでトリプルダブルを達成。そのほか、ハリスが20得点、マレーが17得点6スティール、バートンが15得点10リバウンド2ブロック、ミルサップが12得点を残すも、勝負どころでミスを重ねてしまい、勝ち切ることができず。

「次の試合でも、僕らはコートに出てさらにハードなプレーをしていくよ」と語ったデローザン。経験豊富なスパーズに対し、17日(同16日)に行われる第2戦でナゲッツがどんな戦い方で挑むのか。ナゲッツの巻き返しに注目したい。

スパーズのディフェンスに苦しんだヨキッチ。第2戦で高得点を挙げることができるかがリベンジのカギとなりそうだ[写真]=Getty Images