2019.04.16

クリッパーズが最大31点差から逆転! シリーズを1勝1敗のイーブンに

勝負強さを見せたウィリアムズ [写真]=Getty Images
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大差をひっくり返し、劇的な逆転を達成したクリッパーズ

 4月16日(現地時間15日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズとロサンゼルス・クリッパーズのプレーオフ1回戦第2戦が、ウォリアーズの本拠地であるオラクル・アリーナにて行われた。

 ウォリアーズはエースのステフィン・カリーがミドルレンジのプルアップジャンパー、3ポイントシュートを立て続けに決めてオープニングを飾ると、クリッパーズのパトリック・ベバリーも負けじと3ポイントシュートを成功。ペースの速いバスケットが展開されていく中、ウォリアーズにアクシデントが発生した。第1クォーター残り8分29秒、スティールを試みたデマーカス・カズンズが、ボールを追いかけて走った際に転倒。そのままコートを退いた。

第1クォーター早々に負傷したデマーカス・カズンズ [写真]=Getty Images

 しかしウォリアーズは自分たちのバスケットを続け、クリッパーズを第1クォーター、第2クォーターとそれぞれ25得点に抑えながら、前半終了間際に3ポイントシュートをヒット。ディフェンディングチャンピオンらしい立ちあがりと、高い攻守のクオリティを見せ、73-50と前半を終了した。

 クリッパーズは序盤こそシュートを高確率で沈めていたが、前半途中からフィールドゴールパーセンテージが一気に45パーセントまで下がり、ウォリアーズのディフェンスに苦しめられる状況。しかし23点差をつけられる形となりながらも、決して諦めなかった。

 後半、ウォリアーズの猛攻は止まらず。クリッパーズのミスを誘発すると、第3クォーター残り7分31秒にクレイ・トンプソンのアシストからケビン・デュラントがダンクを叩き込んでバスケットカウント。フリースローもしっかりと決めて、31点差までリードを広げた。

 アリーナはウォリアーズのブースターたちによって大いに盛り上がりを見せたが、徐々にクリッパーズは自分たちのバスケットを取り戻して、第3クォーター終了時点で108-94と14点差まで詰め寄った。

 運命の最終クォーター、開始からランドリー・シャメットが味方のギャレット・テンプルのカットをダミーにし、モントレズ・ハレルのピンダウン・スクリーンを利用して、鮮やかに左スロットポジションから3ポイントをスプラッシュ。幸先の良いスタートを予感させる見事なセットプレーによって目を覚ましたクリッパーズは、ウォリアーズのオフェンスを止め、次のポゼッションでハレルはファウルを引き出した。

 さらにルー・ウィリアムズが残り5分34秒に体を流しながらも難しいシュートを沈めてバスケットカウント。120-117と射程圏内になり激しい攻防が繰り広げられる中で、同1分21秒にデュラントが痛恨のオフェンスファウルを犯し、ファウルアウトとなった。

 その直後の同1分10秒にウィリアムズが同点のプルアップジャンパーを決めたが、同56.6秒にカリーの3ポイントで131-128。クリッパーズは1点ビハインドで迎えた同15.9秒にシャメットが右ウイングから3ポイントシュートを沈め、この日最大の31点差から逆転に成功した。

 そして最後はカリーの3ポイントがリングに嫌われ、フリースローを2本を決めたクリッパーズが135-131で勝利した。

 劇的な勝利を収めたクリッパーズは、シリーズを1勝1敗とイーブンに。ガリナリが24得点、ビバリーが10得点5アシスト、逆転弾を沈めたシャメットが3ポイント4本で12得点を挙げ、さらにゴール下でタフさを感じさせたハレルが25得点10リバウンド、ウィリアムズが36得点のゲームハイに加えて11アシストをマークした。

 ウィリアムズは試合後に、以下のようにコメントした。

「前半良くない中で、しっかりとやることを続けて、自分たちのリズムを見出すことができた。若い選手たちがこのような大舞台で戦うことは大きな意味だと思うし、またこうした試合を続けたい。ウォリアーズの攻撃力は素晴らしいので、次戦では今日みたいな点差をつけられないようにしたい」

 敗れたウォリアーズは、デュラントが21得点5リバウンド5アシスト、カリーが3ポイント5本を含む29得点、ドレイモンド・グリーンが14得点9アシスト、トンプソンが17得点、ベンチから出場したケボン・ルーニーがシュートをすべて決めて19得点を挙げた。

 両チームによる第3戦は、19日(同18日)、クリッパーズのホームであるステイプルズ・センターにて行われる。