2019.04.17

ウォリアーズのデマーカス・カズンズが左大腿四頭筋の断裂により無期限の戦線離脱

無期限の戦線離脱となってしまったカズンズ(左)[写真]=Getty Images
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今プレーオフ期間中の復帰はほぼ絶望、ルーニーとボーガットの奮起に期待

 4月16日(現地時間15日)に行われたロサンゼルス・クリッパーズとのファーストラウンド第2戦。3連覇を狙う王者ゴールデンステイト・ウォリアーズはホームのオラクル・アリーナで最大31点をリードするも、まさかの逆転負け。

 さらに、第1クォーター残り約8分30秒にデマーカス・カズンズがスティールし、ボールを追いかけていた際に左大腿四頭筋を負傷し、コートをあとにした。

 一夜明けた17日(同16日)、ウォリアーズはカズンズが左大腿四頭筋の断裂により無期限の戦線離脱になると発表。カズンズはすぐさまリハビリを開始することになるという。

 ウォリアーズはカズンズについて、しかるべく処置を行い、復帰に向けてリハビリを進めていくようだ。ただし、カズンズがプレーオフ中に復帰できたとしても、5月末から幕を開けるNBAファイナルの期間中になるというのが大方の予想。だがその可能性は低いというのが現状だ。

 キャリア初のプレーオフ出場となったカズンズは、クリッパーズとのシリーズ初戦で約21分出場し、9得点9リバウンド4アシストをマーク。だがターンオーバー6本に加え6ファウルで退場していた。

 カズンズに代わる先発センターは、ケボン・ルーニーあるいはアンドリュー・ボーガットが務めることとなる。ルーニーは第2戦で約20分プレーしてフィールドゴール6本すべて成功、フリースロー8投中7本を決めて19得点5リバウンドと奮闘。

 一方のボーガットは約17分出場して3得点9リバウンド2アシスト1ブロックをマーク。2015年の優勝を経験している34歳のベテラン、ボーガットは第2戦を終えて「間違いない。(僕の)出場時間は増えるだろうね。マッチアップ次第になるとは思うけど、僕はスターターとしてプレーすることになると思う」と語っている。

 19日(同18日)に行われるシリーズ第3戦からは、クリッパーズのホーム、ステープルズ・センターで行われることとなる。ウォリアーズが屈辱的な逆転負けから巻き返すことができるかに注目だ。

ベテランのボーガット(写真)と若手のルーニーがカズンズの穴を埋める重要な役割を担うこととなる[写真]=Getty Images

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