2019.04.18

ロケッツがジャズを圧倒! ハーデンはトリプルダブルを達成

トリプルダブルでロケッツをけん引したハーデン[写真]=Getty Images
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前半からゲームを支配したロケッツ

 4月18日(現地時間17日)、ヒューストン・ロケッツとユタ・ジャズのプレーオフ第2戦が、ロケッツのホームであるトヨタ・センターにて行われた。

 試合はジェームズ・ハーデンのパスからクリント・カペラのアリウープダンクでスタート。第1クォーター残り8分15秒にエリック・ゴードンがレイアップを沈めて、ロケッツが12-4とリードし、流れを断ち切るためにジャズが一旦タイムアウトを取る。その後、立て続けにジャズのドノバン・ミッチェルがレイアップ、ジェイ・クロウダーが3ポイントシュートを連続して決めたが、対するロケッツは3ポイントを3連続で成功。同5分29秒にはハーデンがステップバックからの3ポイントを沈め、主導権を握ったロケッツが39-19と大きくリードを広げた。

 第2クォーターはジャズが20点ビハインドを追いかける立場となり、開始から攻撃が成功しているかのように見えた。しかしロケッツはオフェンスのみならずディフェンスでもジャズを圧倒し、さらに第2クォーター残り6分30秒にはハーデンの3ポイントで52-31。ここからさらに勢いに乗り、3ポイントの雨を降らし続けながら速攻からのレイアップも決め、70-44と26点差まで拡大して前半を終えた。

 ハーフタイムの時点でロケッツはチームとして3ポイントを13本(26本中)沈めており、ハーデンは25得点7リバウンド7アシストをマークした。対してジャズはロケッツの守備に苦しみ、フィールドゴール成功率34.6パーセント(52本中18本成功)、3ポイント成功率18.2パーセント(22本中4本成功)。ターンオーバーは9つを記録し、リズムに乗れない厳しい局面が続いた。

 ロケッツは後半開始直後こそシュートが落ちなかったが、ハーデンがPJ・タッカーへ出したキックアウトパスを阻止され、ジャズは第3クォーター残り9分29秒にジョー・イングルスが3ポイントを成功。素晴らしい流れを作ると、自分たちのオフェンスをつかみ始め、ロケッツからターンオーバーを誘発していく。同4分18秒にはクロウダーがゴール下のシュートを決めて、83-66と17点差。しかし同3分14秒にハーデンがレッグスルーからこの日6本目の3ポイントを沈め、88-66と再び20点差以上のリードを作った。ジャズはディフェンスから修正し始めていたが、結局ロケッツのオフェンスがそれを上回り、95-67とリードしたまま終了した。

 迎えた最終クォーターは、ロケッツが攻撃し続ける。第4クォーター残り7分52秒にジャズのタイムアウトがコールされた時点で、依然としてロケッツが97-73と圧倒。そのまま危なげなく試合を進め、ロケッツが118-98で勝利を収めた。

ゴール下でレイアップを放つハーデン(中央)[写真]=Getty Images

 ホームで2連勝を飾り、シリーズを2勝0敗とリードしたロケッツは、ゴードンが16得点、クリス・ポールが17得点4リバウンド3アシスト、タッカーが16得点を記録。チームとしては最終的に3ポイントを17本沈めてみせた。

 そして、32得点13リバウンド10アシストと、プレーオフでのキャリア3度目となるトリプルダブルをマークしたハーデン。『ESPN』によれば、プレーオフにおける複数回の30得点オーバーのトリプルダブル達成者として、チャールズ・バークリー(元フェニックス・サンズほか)、ウィルト・チェンバレン(元フィラデルフィア・ウォリアーズほか)、レブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)、オスカー・ロバートソン(元シンシナティ・ロイヤルズほか)、ラッセル・ウェストブルック(オクラホマシティ・サンダー)という名だたるメンバーに名を連ねたという。さらに、プレーオフにおける歴代3ポイント成功数で、ジャズのカイル・コーバーを抜いて歴代14位へ浮上。彼は試合後のインタビューで次のようなコメントを残した。

「ディフェンスが機能した。相手を100点以下に抑えたこと、それが勝利に結びついていると思う。しかしターンオーバーが問題だ。今夜は18個ものターンオーバーを犯し、そこから相手にレイアップや3ポイントを許してしまった。だからフィルムを確認して、次戦に向けてしっかり準備していく」

 敗れたジャズは、ミッチェルが11得点6アシスト、リッキー・ルビオが17得点9アシスト、ルディ・ゴベアが11得点12リバウンド、デリック・フェイバーズが14得点12リバウンドを記録。しかしチーム全体のフィールドゴール成功率は39.8パーセント(98本中39本成功)、3ポイント成功率は21.1パーセント(38本中8本成功)となり、最後までロケッツの強固なディフェンスを攻略できなかった。

 また第1戦から続いて、あえて右ドライブを選択させるという、左利きのハーデン対策のディフェンスを講じたものの、うまく機能せず。ルビオやイングルス、ターボ・セフォローシャとゲームを通してマッチアップを変えたが、彼を止めることはできなかった。次戦以降は、彼のオフェンスをどのように止めるかが重要なキーの1つになるだろう。

 両チームによるプレーオフ第3戦は、4月21日(同20日)に、ジャズのホームであるビビント・スマート・ホーム・アリーナにて行われる。