2019.05.16

カンファレンス決勝で兄弟対決実現、ステフィン・カリー「奇妙な感じだね」

カリー(左)とセス(右)の兄弟対決は、カンファレンス決勝を楽しむ1つの要素になるかもしれない[写真]=Getty Images
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競争の中に垣間見た、美しき家族愛

 5月15日(現地時間14日)より、ポートランド・トレイルブレイザーズとゴールデンステイト・ウォリアーズのウエスタン・カンファレンス・ファイナルが行われている。その中でファンから注目されているのは、ウォリアーズのステフィン・カリーとブレイザーズのセス・カリーによる兄弟対決だ。

 両者はかつてNBAで活躍したデル・カリー(元シャーロット・ホーネッツほか)の息子たちとして知られ、今回はカンファレンス・ファイナルという大舞台での直接対決が実現した。

 兄のステフィンは同シリーズの第1戦終了後の会見にて、会場にブレイザーズのユニフォームを着て自分を応援してくれる母、ソニア・カリーの姿を見て、「奇妙な感じだよ」と苦笑を交えてコメントした。

息子たちを応援しに訪れた父デル(左)と母ソニア(右)[写真]=Getty Images

 この日、カリー兄弟の両親は、コイントスで誰がどちらを応援するかを決めた。結果的に父は兄のステフィンを、母は弟セスを応援することになったが、試合観戦中はどちらも関係なく息子たちに声援を届けていた。

 ウォリアーズのスティーブ・カーヘッドコーチがカリー家について、「彼らはNBAにおけるロイヤル・ファミリーみたいだね」とコメントを残したように、彼らの素敵な家族愛も、このシリーズの注目すべき大きなポイントになることだろう。

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