2019.05.17

イースト決勝初戦で対照的な成績となったブルック・ロペスとマルク・ガソル

元オールスターセンターとして活躍するロペス(左)とガソル(右)[写真]=Getty Images
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プレーオフ自己最高の29得点を挙げて勝利の立て役者となったロペス

 5月16日(現地時間15日)に幕を開けたミルウォーキー・バックスとトロント・ラプターズによるイースタン・カンファレンス・ファイナル初戦。ホームのバックスは第1クォーターを終えて11点ビハインドを背負うも徐々に巻き返し、第4クォーターだけで32-17とラプターズを圧倒して108-100で制した。

 バックスでは大黒柱ヤニス・アデトクンボが24得点14リバウンド6アシスト2スティール3ブロック、マルコム・ブログドンが15得点、ニコラ・ミロティッチが13得点6リバウンド、クリス・ミドルトンが11得点11リバウンドを挙げたのだが、勝利の立て役者となったのはセンターのブルック・ロペスだった。

 第4クォーターだけで13得点をたたき出した213センチのビッグマンは、4本の3ポイント成功に加え、リング下で屈強な身体を駆使して点をもぎ取るなどチームトップの29得点。さらに11リバウンド2アシスト4ブロックを残し、勝利の殊勲者に。

 ロペスは「僕らはプレーオフを通じてやってきたことを遂行したんだ。今夜はすばらしい仕事ができたんじゃないかな」と語り、逆転勝利を喜んだ。

 アデトクンボは「この試合は僕らを間違いなくチームとして向上させたと思う」と振り返ると、「彼にはこれからもアグレッシブでいてほしいね」とロペスを絶賛。

 レブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)が過去8年連続で制し、NBAファイナルへと駆け上がったイーストは、久々にレブロンが所属するチームではなく、ほかのチームが頂上決戦を戦うこととなる。

 ラプターズとの初戦を制したバックスだが、「僕らの仕事はまだ終わっちゃいない。まずは自分たちのホームを守らなきゃね。僕らは第2戦(日本時間18日)も勝ちに行く」とアデトクンボは自信満々だ。

効果的に3ポイントを沈めるなど、29得点の大暴れを見せたロペス[写真]=Getty Images

プレーオフ自己ワースト2位のパフォーマンスに終わったガソル

 一方、ラプターズではカワイ・レナードがゲームハイの31得点に9リバウンド3スティール、カイル・ラウリーが7本の3ポイント成功を含む30得点に8リバウンド、パスカル・シアカムが15得点6リバウンドをマークするも、そのほかの選手が不発。

 特に先発センターを務めるマルク・ガソルはフィールドゴール11投中9本がリムに嫌われ、リングを射抜いたのは3ポイント2本のみの6得点。12リバウンド5アシストを挙げたとはいえ、オフェンシブ・レーティング(100ポゼッションにおける得点)は70.4点と、自身のプレーオフキャリアの中でワースト2位という絶不調。

「ゲームは終わったんだ。僕らは(この試合を)チェックして、学ばなければならない。でも考えすぎるのはよくない。第2戦に勝利すべくトライしなきゃね。今夜の敗戦を繰り返すわけにはいかないんだ」と語ったガソル。

 アデトクンボとレナードというリーグ屈指の選手同士による対決だけでなく、第1戦の勝敗を分けたロペスとガソルという元オールスターセンターによるマッチアップにも注目していきたい。

バックスとのシリーズ初戦で、ガソルが放ったショットはことごとくリムからこぼれ落ちた[写真]=Getty Images