2019.06.11

プレーオフ平均34.2得点を記録するKDがファイナル第5戦で約1か月ぶりに復帰へ

デュラント復帰により、1勝3敗と追い込まれたウォリアーズは巻き返しなるか?[写真]=Getty Images
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ピック&ロールやアイソレーションで得点を量産できるKDが突破口となるか?

 5月9日(現地時間8日)に行われたヒューストン・ロケッツとのウエスタン・カンファレンス・セミファイナル第5戦で、右ふくらはぎの肉離れを起こし、約1か月間を戦線離脱していたKDことケビン・デュラント(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)が、待望の復帰となる。

 現地メディア『ESPN』や『NBC Sports Bay Area』が、6月11日(同10日)に行われる「NBAファイナル2019」の第5戦で、デュラントがプレーすることになると報じている。

 昨年、そして一昨年のファイナルでいずれも平均30得点近くをたたき出し、ファイナルMVPに輝いたデュラントは、今年のプレーオフでキャリアハイとなる平均34.2得点に加えて5.2リバウンド4.9アシスト1.2スティール1.0ブロックをマーク。フィールドゴール成功率51.3パーセント、3ポイント成功率41.6パーセント、フリースロー成功率90.1パーセントと、ショット全般で高精度を誇っていた。

 約1か月ぶりに出場するデュラントが、初戦から大暴れできるかどうかは不透明ながら、トロント・ラプターズ相手に1勝3敗と追い込まれているウォリアーズにとって、ピック&ロールをリードできるだけでなく、アイソレーションから得点を量産可能なデュラントの存在は頼もしいかぎり。

 ウォリアーズはラプターズからシリーズ2勝目をもぎ取り、決着を長引かせることができるのか。ラプターズのホーム、スコシアバンク・アリーナで行われるこの第5戦は、シリーズ最大の注目ゲームになりそうだ。

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